「天体物理学」の版間の差分

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[[19世紀]]の終わりには、太陽の光を分光すると多数の[[スペクトル]]線(光が弱い、またはほとんど見られない領域)が見られることが発見された。実験室で高温のガスを分光すると同じような線を見ることができ、各々の線はそれぞれ一種類の[[元素]]に対応している。この方法によって、太陽のスペクトルに見られる元素(主に水素)と同じ元素が地球上にも存在していることが証明された。実際、[[ヘリウム]]は、まず太陽のスペクトルの中から発見され、後になって地上で見つかった。''ヘリウム (Helium)'' という名前はここに由来している。[[20世紀]]には、天文学や[[実験物理学]]の実験・観測結果の理解に必要な[[量子物理学]]が出現したことによって、[[分光分析学]](上記のようなスペクトル線を研究する学問)が発展した。
 
 
== 観測天体物理学 ==