「脱水反応」の版間の差分
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水分子を直接脱離させるためには上記のように苛烈な条件を必要とする。より温和に脱水反応を行うためには、ヒドロキシ基をよりよい脱離基に変換する手法が用いられる。例えば、アルコールにメタンスルホン酸クロリド(メシルクロリド)を作用させてスルホン酸エステルとし、ここに三級[[アミン]]など強塩基を存在させておくとメタンスルホン酸が脱離してC=C二重結合が生成する。
:RCH<sub>2</sub>CH<sub>2</sub>−OH + MsCl
:RCH<sub>2</sub>CH<sub>2</sub>−OMs + R'<sub>3</sub>N
また、アルコールに[[二硫化炭素]]と[[ヨウ化メチル]]を作用させて[[キサントゲン酸]]エステルとし、[[熱分解]]してアルケンに変換する方法は[[シュガエフ脱離]]として知られている。
:RCH<sub>2</sub>CH<sub>2</sub>−OH + CS<sub>2</sub> + CH<sub>3</sub>I + NaOH
:RCH<sub>2</sub>CH<sub>2</sub>−O−C(=S)SCH<sub>3</sub>
==関連項目==
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