「阿麻和利」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
Tanuki32 (会話 | 投稿記録)
Tanuki32 (会話 | 投稿記録)
阿麻和利英雄説
4行目:
史書によれば、悪政を強いる前城主の茂知附按司を倒して勝連城の按司となる。東アジアとの貿易を進め、大陸の技術などを積極的に取り入れた。勢いを増す阿麻和利に[[第一尚氏]]王統の第6代国王・[[尚泰久王]]は娘である[[百度踏揚]]を妻に娶らせ懐柔の策を取り、同王の娘婿の立場になった。当時琉球では麒麟児との評判が広まり、首里の尚氏は伯父である[[護佐丸]]の次に滅ぼす計画を練る。史書によれば[[首里城]]攻略を計画していたとされる中城城主の護佐丸を王の命令で攻め、忠誠のあかしとして[[自刃]]させた。
さらには阿麻和利自身が首里城攻略の野望を抱いたとされ、王府の疑いにより差し向けられた[[越来賢雄|鬼大城]](おにうふぐすく)の軍に攻め滅ぼされたとされているが城趾には大きな戦いの痕は見られない。
==阿麻和利英雄説==
 
正史では護佐丸=忠臣、阿麻和利=悪人とされているが、新城俊昭はこれに疑問を呈している。阿麻和利を英雄として讃える[[おもろ]]が「[[おもろさうし]]」に伝えられている。<ref>新城俊昭「琉球・沖繩史」東洋企画</ref>
== 関連項目 ==
*[[護佐丸・阿麻和利の乱]]