「新たな形態の銀行」の版間の差分

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'''フルキャストホールディングス'''
: [[2005年]]7月25日付で、[[フルキャストホールディングス]](当時は、[[持株会社]]化する前のフルキャスト旧法人)の完全子会社として、銀行設立準備会社「株式会社[[フルキャストパートナーズ]]」の設立を発表。若年層向けの個人向けサービスや中小企業・ベンチャー企業向け融資を主力とした銀行設立の構想を発表し、翌年度中の開業を目指していた。業態としてはインターネット専業銀行とする銀行と[[日本振興銀行]]や[[新銀行東京]]のような中小企業融資主体銀行の中間に位置するものを構想していた。開業に当たり、[[銀行法]]上の主要株主は持たず、フルキャストグループとのパートナー企業による[[コンソーシアム|コンソシアム]]型で株主を集める方針としてきたが、[[2006年]]1月23日付で、既存の銀行の収益回復などの要因もあり、予定した銀行の収益基盤の確立に不確実性が増したことと、個人向け事業については当時のフルキャストファイナンス(後の[[フォーメイト]])の事業によってある程度カバー可能であったことを理由に、結果的には頓挫。すでに[[貸金業]]を営んでおり個人向けの事業についてはその予定の一部に重複する事業を手がける、フルキャストファイナンスへ金融関連の業務を一本化した。このため、[[2006年]]6月1日付で、フルキャストパートナーズは、実体ある事業のないまま設立から1年もたたない段階でフルキャストファイナンスへ吸収合併された。その後[[2010年]]6月、フルキャストホールディングス傘下から離れ[[債権]]もフルキャストグループ外に売却されたフォーメイトは、[[破産]]宣告を受け[[経営破綻]]をしている。
 
'''LDH'''
 
: [[2005年]]に、[[西京銀行]]と当時のライブドア(後の[[LDH (持株会社)|LDH]])による、[[西京ライブドア銀行]](仮称)の設立構想が明らかにされたが、いわゆる[[ライブドアショック]]に加え、双方に不祥事や赤字決算などの要因が生じたため、[[2006年]]に、準備会社設立の解消が発表された<ref>[http://www.47news.jp/CN/200603/CN2006032901002868.html 47NEWS 西京銀とのネット銀行断念 ライブドア、事件の影響で] 『共同通信』 2006年3月29日</ref>。
{{main|西京ライブドア銀行}}