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== 人物・来歴 ==
[[Fileファイル:Bundesarchiv Bild 183-R92264, Herbert von Karajan.jpg|left|thumb|指揮をするカラヤン(1941年)]]
カラヤンは[[1908年]]に[[ザルツブルク州]]の[[ザルツブルク]]で、騎士(Ritter)の子として生まれた。兄のヴォルフガング([[1906年]]-[[1987年]])も後に音楽家になっている。ザルツブルクの[[モーツァルテウム音楽大学|モーツァルテウム音楽院]]と[[ウィーン国立音楽大学|ウィーン音楽院]]で学んだ後、親の買い上げた[[オーケストラ]]によりザルツブルクで[[デビュー]]。[[ドイツ]]の[[ウルム]]市立歌劇場の総監督から誘いが来て、[[1929年]]に『[[フィガロの結婚]]』でオペラ指揮者として脚光を浴び、[[1934年]]には同国[[アーヘン]]市立歌劇場で音楽監督に就任した。[[1938年]]の[[ベルリン国立歌劇場]]における[[リヒャルト・ワーグナー|ヴァーグナー]]の『[[トリスタンとイゾルデ (楽劇)|トリスタンとイゾルデ]]』の指揮で国際的にも認められ、これにより、翌[[1939年]]にはベルリン国立歌劇場および[[ベルリン国立歌劇場管弦楽団|ベルリン国立管弦楽団]]の指揮者の地位を得るとともに、イタリアの[[スカラ座|ミラノ・スカラ座]]で[[オペラ]]を指揮することとなった。
 
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==== ウィーン・フィル ====
* [[1959年]][[10月27日]] - [[11月7日]] 当時のNHKホール(内幸町)、日比谷公会堂、フェスティバルホールなどで公演。
*: この時の一部公演が、[[NHKエンタープライズ]]よりCDまたはDVD化されている。
*: ウィーン・フィルとの来日公演はこの時だけ。[[1990年]]2月に、東京と大阪での計4回予定されていた来日公演(『レコード芸術』1989年8月号)は、死によって幻となった。
 
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== 関連文献 ==
{{参照方法|section=1|date=2011年1月}}
* [[前田幸市郎]]他『音楽芸術 カラヤンの指導を受けて』 [[音楽之友社]] 1954
* エルンスト・H.ホイサーマン『カラヤン 人と芸術』[[猿田悳]]訳 東京創元社 1971
* カール・レーブル『カラヤンの世界』猿田悳訳 朝日出版社 1971
* フリードリヒ・ヘルツフェルト『ヘルベルト・フォン・カラヤン』[[両角正司]]訳 朝日出版社 1971
* [[黒田恭一]]『カラヤン・カタログ303 盤歴カラヤン』音楽之友社 1976
* ポール・ロビンソン『カラヤン 奇跡の人』[[横山一雄]]訳 音楽之友社 1977
* 帰徳書房編『カラヤンとカラヤンの時代』帰徳書房 1979
* [[門馬直美]]編『カラヤン ベルリンフィルとともに』ティビーエス・ブリタニカ 1981
* 『ザ・オーケストラ 帝王カラヤンとベルリン・フィルの全貌』ディーター・ブルーム写真 エマーヌエル・エッカルト文 [[礒山雅]]訳 インターフェース 1984
* ロジャー・ヴォーン『カラヤン―帝王の光と影』[[堀内静子]]訳、[[時事通信社]]、1987年
* ロベルト・C・バッハマン『カラヤン―栄光の裏側に』[[横田みどり]]訳、[[音楽之友社]]、1985
* ヴェルナー・テーリヒェン『フルトヴェングラーかカラヤンか』[[高辻知義]]訳、音楽之友社、1988年
* カラヤン、フランツ・エンドラー『カラヤン 自伝を語る』[[吉田仙太郎]]訳、[[白水社]]、1989 
* アレクサンダー・ヴィテシュニク『カラヤン、ウィーン・フィルとの旅』芦沢ゆりあ訳 まほろば書房 1991
* [[藤井康男]]『カラヤンの帝王学 頂点を極めた男の愛と野望』経済界 1991
* リチャード・オズボーン『カラヤンの遺言』[[高橋伯夫]]訳 JICC出版局 1991
* H.ゲッツェ,W.ジーモン編『ことばの止むところに… カラヤンの音楽を語る』水上尚子訳 シュプリンガー・フェアラーク東京 1991
* [[木之下晃]]『巨匠カラヤン 写真集』朝日新聞社 1992
* フランツ・エンドラー『カラヤンの生涯』高辻知義訳、[[福武書店]]、1994年
* 『カラヤン全軌跡を追う』音楽之友社 1996
* ノーマン・レブレヒト『巨匠神話 だれがカラヤンを帝王にしたのか』河津一哉,横佩道彦訳 文芸春秋 1996
* 『カラヤン ウィーン楽友協会合唱団との40年 写真集』ペーター・アルトマン構成 名雲淳子訳 アルファベータ 1997
* [[森芳久]]『カラヤンとデジタル こうして音は刻まれた』ワック 1997
* [[安斎浩市]]『カラヤンの謎 「超」音楽伝説 「アダージョ・カラヤン」はなぜ、売れたのか!?』本の森出版センター 1997
* 『対決!カラヤンv.s.バーンスタイン』音楽出版社 1997 CDジャーナルムック
* 『クラウス・ラング『カラヤン調書』村上彩訳 アルファベータ 1998
* リチャード・オズボーン『ヘルベルト・フォン・カラヤン』[[木村博江]]訳、白水社、2001年
* クラウス・ウムバッハ『金色のソナタ―音楽商業主義の内幕』[[西原稔]]・玉川裕子訳、音楽之友社、1994年
* 『カラヤン 全軌跡を追う―レコーディング587タイトル完全ディスコグラフィ Ontomo mook』音楽之友社、
* 『カラヤンとウィーン国立歌劇場 ひとつの時代の記録』フランツ・エンドラー,カール・ミヒャエル・フリットフム解説 浅野洋訳 アルファベータ 2002
* [[中川右介]]『カラヤンとフルトヴェングラー』2007 幻冬舎新書
* [[宮下誠]]『カラヤンがクラシックを殺した』2008 光文社新書
* 中川右介『カラヤン帝王の世紀 孤高の天才指揮者、波乱の100年』2008 宝島社新書
* 中川右介『カラヤン帝国興亡史 史上最高の指揮者の栄光と挫折』2008 幻冬舎新書
* 『カラヤンとともに生きた日々 エリエッテ・フォン・カラヤン回想記』松田暁子訳 アルファベータ 2008
* [[小松潔]]『カラヤンと日本人』日本経済新聞出版社 2008
* [[中広全延]]『カラヤンはなぜ目を閉じるのか 精神科医から診た"自己愛"』新潮社 2008
* [[川口マーン惠美]]『証言・フルトヴェングラーかカラヤンか』2008 新潮選書
* 『ヘルベルト・フォン・カラヤン』Tokyo FM出版 2008 地球音楽ライブラリー
* [[板倉重雄]]『カラヤンとLPレコード』アルファベータ 2009
* [[眞鍋圭子]]『素顔のカラヤン 二十年後の再会』2009 幻冬舎新書 
* ユルゲン・オッテン著 ピエール=アンリ・ヴェーラック編『ヘルベルト・フォン・カラヤン写真集』松村哲哉訳 ヤマハミュージックメディア 2012
 
== 外部リンク ==