「ヴァンパイア (ゲーム)」の版間の差分

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修正追記。
2行目:
 
== 概要 ==
本作に登場する[[プレイヤーキャラクター]]たちは、ほぼすべてが[[吸血鬼]]や[[狼男]]をはじめとする伝承上の'''[[怪物|モンスター]]'''である(シリーズ作中では「'''ダークストーカー'''」と称する)。モンスターをキャラクターに据える事により、人間の[[キャラクター]]に行わせると突飛すぎるような人間離れした動作を、モンスターによって違和感なくアクションとして取り込み、人間同士の戦いでは表現しきれない派手な演出を実現している。キャラクターが人間ではない分、キャラクターの身体が真っ二つに切断されるなど描写の存在等、暴力描写もより過激である。
 
シリーズ第1作『ヴァンパイア The Night Warriors』は、カプコンが『[[ストリートファイターII]]』シリーズに続いて初めて発表した完全新作の対戦型格闘ゲーム。システム面では、複雑な操作をしなくても[[コンボ (ゲーム)|連続技]]を行える「'''チェーンコンボ'''」と、防戦一方になっても反撃できる「'''ガードキャンセル''' (GC)」の2つが主軸となり、本作以前の『ストリートファイターII』型の格闘ゲームとは大きく異なる戦術がプレイヤーに求められるようになった。
 
キャラクターグラフィックはこれまでの写実的な陰影と身体の立体表現から大きく変化し、[[アメリカン・コミックス|アメコミ]]調でコミカルにのアニメ絵風のき方で制作されている。アニメーションのパターンは膨大な枚数が用意されており、流麗な動きを実現している。これは当時の新世代ゲーム機であった[[PlayStation (ゲーム機)|PlayStation]]、[[セガサターン]]いずれにも完全移植が不可能であった。背景のゴシック・ホラー調の雰囲気と合わせ、グラフィックはプレイヤーから高評価を得ている<ref>[[新声社]]「[[ゲーメスト]]」Vol. 136([[1994年]][[12月27日]])第8回ゲーメスト大賞・グラフィック部門1位</ref>。
 
商業的な成果としては、日本では非常に多くのファンに受け入れられ、カプコンを代表する格闘ゲームシリーズの一つとして認知されるまでに至ったが、アメリカでは「動きがクレイジー」と拒否反応を示すファンが多く([[新声社]]のアーケードゲーム雑誌『[[ゲーメスト]]』の日米ゲームファン比較の記事より)、アメコミ調のグラフィックにもかかわらず本場アメリカにおいては敬遠される結果となった。