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Pompomgt (会話 | 投稿記録)
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まだ行動すべきでないと主張するジャックと、すぐにハッチの中に入ってみるべきだと主張するロック、そして「数字」への恐れから元々ハッチを開けることに猛反対していたハーリーは対立する。また、梯子が老朽化しており、降りるにはロープが必要だった。結局、ケイトが先行してハッチ内を偵察に降りていく。次いで、ハッチの中へ消えてしまったケイトを追うためにロックはハッチの中へと潜入。二人がハッチの中に入ったと知ったジャックも中へと入っていく。
 
ジャックは、ハッチの中で、無人島では本来考えられないような光景を目にする。ハッチを降りるとそこは住居になっており、そこには音楽が流れ、保存食料、謎のコンピュータ、入浴施設等が揃っていた。そしてジャックはロックを見つけるが、彼に銃を突きつける男の顔を見て、さらにジャックは驚愕する。その男の名はデズモンドと言い、かつて会ったことのある顔見知りだった。彼は108分ごとに謎のコンピュータにある数字を入力しているという。
 
筏での脱出に失敗したマイケル、ソーヤ、ジンの3人。しかし、たどり着いた海岸で、後部座席で生き残った人々に出会う。ところが、彼らは飛行機の墜落事故直後から、子供をはじめとする仲間を「他の者たち」に次々と拉致、または殺害され人間不信に陥っていた。3人に案内され、後部座席の人たちは、分裂した815便の前部座席のキャンプに向かうのであった。
 
ジャックたちは、「他の者たち」であろう1人の男を捕まえることに成功する。その男は、何日も監禁され、嘘を言っている様子はなかった。しかし、サイードたちが彼が嘘をついているという証拠を見つけ、ジャックたちが「他の者たち」と人質の取引をしようとしたところに、マイケルが現れる。彼によれば、息子を取り返すため相手の基地まで見つけたが、人数が多く一人では助けられない、だから手伝って欲しい、ということだった。しかし既にマイケルは、人質に取られた息子を取引材料として脅されており、「他の者たち」の手先になってしまっているのだった。
 
815便の墜落は事故ではなかったのか? 島で起こる不審な出来事は誰の仕業なのか? 一体、その目的は何なのか? この島で起こる全てのことに意味があるのか? 生存者たちは、島に潜むさらなる謎へと挑戦するのであった。
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ジャックが目覚めると、彼は大きな空の水槽の中に閉じ込められていた。ジャックは「他の者たち」に捕まっていたのだ。水槽の中で暴れるジャックの前にジュリエットという女性が現れる。ケイトとソーヤーも、それぞれシャワー室と屋外の檻の中で目を覚ます。三人の'''囚われた者たち'''は、「他の者たち」の実態に触れながら、仲間のキャンプに戻ろうと試みる。
 
ケイトたちはジャックを助けに赴くが、彼は「他の者たち」と友好的な様子だった。彼は翌日に島から解放され、救助を呼んでくる予定であった。しかし、一緒にジャックを救出に来ていたロックが、潜水艇を爆破。ジャックたちはジュリエットをつれ、キャンプ地に帰ることになる。しかし、皆は、「他の者たち」と長い時間共に過ごしたジャックに疑いを持ち始める。
 
島にパラシュートで着陸した女性ナオミの出現で、島の近くに貨物船が来ていることを知った生存者たち。衛星電話で貨物船と連絡を取るため、ルソーの救難メッセージを止めに、ラジオ塔へと向かう。ルッキング・グラス基地の妨害電波を止め、衛星電話で貨物船との接触に成功、ついに島に救助が来ることになったが、それをベンは、'''終わりの始まり'''だと警告する。
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== 劇中のキーワード・ファクター ==
; 島
: 物語の舞台であり、オーシャニック航空815便が墜落した島。[[南太平洋]]、[[赤道]]近くに位置するが、“扉”が開いている時以外は、その存在を観測することができない。劇中では島内で起きる大きな磁気振動のみが、ウィドモア産業の観測所で記録できた。
:島内の多くが熱帯雨林に覆われる常夏の環境。一見すると文明と無縁の無人島であるが、さまざまな怪現象が頻発する。生存が絶望的な高度で空中分解したジャンボ機から48名がほぼ無傷で生き残った事をはじめ、島へ来た途端に難病が治癒したり、死んだはずの人間が現れたりするなど、現実離れした現象は枚挙に遑が無い。また地質が特異で、電磁気現象も起こっている。島と島外では時間の流れが違う。
 
:[[イノシシ]]、[[ホッキョクグマ]]、[[猛禽]]類、数種の[[カエル]]の他、[[ゴケグモ]]属の一種「メデューサスパイダー」(Latrodectus regina)をはじめとする未知の生物も20種以上確認、劇中発見され。また、[[マンゴー]]、[[パパイヤ]]、[[バナナ]]等、果実が食用になる[[植物]]も、遭難者の食糧として利用できるほどに自生している。
 
; ハイドラ島
: オーシャニック航空815便が墜落した島と少し約3km離れている小島。面積は[[アルカトラズ島]]の約2倍。ダーマが大型海洋動物やホッキョクグマを飼育し実験をおこなっていた「ステーション・ハイドラ」がある。シーズン3で滑走路を作っており、後にアジラ航空316便が不時着する。
; [[黒服の男|モンスター]]
: シリーズ最初話から登場している生物。独特のうなり声を発し「カチカチカチ」と発音しながら接近する。固体としての身体を持たないが、樹木を次々にへし折るほどの力がある。
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: ダーマ・イニシアティブが熱帯地域である島の気候に対応できるよう、遺伝子を組み換えた動物の一つ。飼育中の個体には「ダーマ」と「ハイドラ」の意匠のある首輪が付けられている。異なる時代でオーキッドの「歯車」による転送も行われたらしく、 74話、[[メドニン県|メドニン]]で死後数百万年経過した骨が首輪と共に発見されている。1992年に島内のダーマが毒ガスで滅ぼされた後は、島のジャングルで野生化している。
; ミイラ
: 通称「アダムとイブ」。6話で洞窟に向かったジャックたちが見つけた、男性と女性の遺体。白と黒の石を持っている。二人の正体はカップルではなく、ラテン語公用圏が存在する時代(紀元前2000年〜帝政[[ローマ時代]])に死んだジェイコブの養母と弟である。通常の人間と比べ遺体の腐敗進行が極めて遅く、死後2000年前後経過しているにも関わらず、白骨化には至っていない。このため、真相を知らないジャックは死後40-50年と見積もった。
; ラジオ塔
: ルソーが救助を呼んだ塔。誰が建てたのかは不明。1988年まで「4,8,15,16,23,42」を放送していた。
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; 滑走路(ランウェイ)
: シーズン3で「他の者たち」がケイトやソーヤーたちに造らせていたもの。目的は不明だったが考えられる物としてウェブ上で以下の物が有力である。
:: 何らかの理由(ジェイコブが関係?)でアジラ航空316便が不時着することを知り作った。ただ、アジラ航空316便の[[ボーイング737]]-800が着陸するには長さが不足してい十分である。
:: 潜水艇だけでなく航空機でも島と行き来したかった。
; ダーマ・イニシアティブ(THE DHARMA INITIATIVE)
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; ウィドモア産業
: チャールズ・ウィドモアが立ち上げた会社。その資金力は飛行機事故を偽装できるほど。ペク重工業とつながりがある。
; KAHANA(カハナ)
; KAHANA
: ジャックが無線で助けを呼んだ、島の近くに止まっている貨物船。ウィドモアがマシュー・アバドンを通じて島に差し向けたものである。 船上構造物が極端に前方に寄った船首楼型で、ブリッジより後方の甲板はヘリコプター2機分の積載、発着できるスペースある。
; オーシャニック6
: シーズン4で島漂着108日後に脱出した6名に対し、マスコミが彼らを讃えて付けた呼び名。事故の責任者側であるオーシャニック航空は当初このような名がつくことを快く思ってはいなかったが、「キャッチー」であるという理由で追認した。それぞれオーシャニック航空より多額の示談金を受け取っている。島に残された仲間を守るために真実を隠し続ける。しかし、アーロンを除く5人はシーズン5でそれぞれの理由で再び島へと向かう。
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:登場人物たちの近未来のこと。
; フラッシュ・サイドウェイズ
: オーシャニック815便が墜落しない、現実とは違う部分もある謎の世界。ジャック達815便の乗客及びベン達が、815便墜落とそれに伴い生じる悲劇にも、社会生活でのひどく苦い失敗にも遭わずにすむ、こうあってほしかった、という理想の人生のビジョン。815便が墜落しないため、その原因である「島」もダーマ・イニシアティブの村もろとも海底に沈んで無効状態になっている。ただしそれ故人々の心には、815便墜落で出会うはずのかけがえのない最高の仲間との想い出だけが欠落している。
; 「彫像の影にある物は?」
: イラーナがラピーダスに質問したほかシーズン5でよく出てくる言葉。リチャードは答えを知っていた。(答えは「'''我々全員を助ける人'''」)