「初回通過効果」の版間の差分

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{{出典の明記|date=2017年1月25日 (水) 01:47 (UTC)}}
'''初回通過効果'''({{lang-en|First pass effect}}とは、摂取された[[薬剤]]が、投与された部位から全身へ送られる際に[[肝臓]]などで代謝される過程のことを指す。薬剤によっては腸管壁を通過する際にその一部が代謝される。この代謝と初回通過効果を合わせて体循環消失と呼ぶ。
 
== 意義 ==
初回通過効果は、その代謝が薬物を不活性体に変換する場合を指すことが一般的であり、ほとんどの薬物は(この意味での)初回通過効果を受ける。[[胃]]、[[十二指腸]]、[[空腸]]、[[回腸]]、[[盲腸]]、[[結腸|上行結腸]]、横行結腸、下行結腸、S字結腸、[[直腸]]上部で吸収された薬物は門脈を経て[[肝臓]]入るためおいて初回通過効果を受ける。
 
=== 薬物の不活性化 ===