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== 『朝日新聞』論壇時評との関係 ==
[[辻村明]]による『朝日新聞』論壇時評(1951年10月〜1980年12月)の量的分析は以下のようになる{{Sfn|竹内|2011|p=117}}。「雑誌別言及頻度」は、1位『世界』(1390)、2位『中央公論』(1072)、3位『朝日ジャーナル』(注:1959年3月15日号創刊、556)、4位『文藝春秋』(467)、『諸君!』は後発(1969年7月号創刊)であるから言及は少なくなるが、創刊されてから絞っても『[[潮 (雑誌) |潮]]』・『[[エコノミスト (日本の雑誌)|エコノミスト]]』よりもはるかに少なく、[[辻村明]]は以下のように評している{{Sfn|竹内|2011|p=119}}。
{{quotation|『中公』も現実主義路線として批判されることが多かったので、このような悪い評価が比較的高くなるのであるが、『文春』『自由』となると、反左翼的、あるいは右翼反動的な雑誌として、悪い評価が一層高くなっている。『自由』が目の仇にされている様子が窺われる。(中略)『諸君!』『正論』も『自由』とほぼ同じ傾向の雑誌であり、ほとんど論壇時評にとりあげられないが、(中略)編集方針が論壇時評の担当者の意に添わないことの結果でもあろう。それはやはり比較的若い『現代の芽』や『現代の理論』がベストテンに入っていることと対照的である。|「朝日新聞の仮面」『諸君!』1982年1月号}}
 
[[1981年]]1月([[高畠通敏]])〜[[2009年]]2月([[松原隆一郎]])まで論壇時評者14人の言及した上位15誌は以下となる{{Sfn|竹内|2011|p=446}}。
{| class="wikitable"
|+ 朝日新聞論壇時評言及頻度(1981年1月〜2009年2月){{Sfn|竹内|2011|p=446}}