「近親婚」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
hf, fh
4行目:
 
== 歴史 ==
世界各地の[[創造神話]]では、神々や創造直後の人間が近親婚を行い、神や人口を増やす描写があることが多い([[ヒエロスガモス]])
 
=== 古代エジプト ===
56行目:
親族間の結婚は上級武士に限らず、中下級の武士の間でも行われており、例えば[[磯田道史]]の著書『[[武士の家計簿 「加賀藩御算用者」の幕末維新]]』で分析対象とされている[[加賀藩]]士の猪山家では、2代続けていとこ婚が行われている。同書によれば、ごく最近まで階級の上下を問わずイトコ婚は珍しくなく、江戸時代には親族であることや家格が同程度であることが結婚相手として都合が良いとされていた<ref>[[磯田道史]]『[[武士の家計簿 「加賀藩御算用者」の幕末維新]]』([[新潮新書]]、2003年)p.137-138</ref>。
 
現代の日本社会においては近親婚は全体的な傾向としては比較的減少気味であるが地域差が大きく、1983年の報告で[[福江市]]では全体の7.9%9%と近親婚の比率が高く、[[旭川市]]では0.78%と低かった<ref>{{cite journal|author=Imaizumi, Yoko|year=1986|title=A recent survey of consanguineous marriages in Japan|journal=Clinical Genetics|volume=30|issue=3|pages=230-233|pmid=3780039}}</ref>。また、農業後継者の確保等の要請から親族間の結婚が少なからず行われ、地域的特性から親族間の結婚が比較的多く行われるとともに、おじと姪との間の内縁も散見され、そのような関係が地域社会や親族内において抵抗感なく受け容れられている例もある<ref name="脚注1">[http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/20070308164237.pdf 最高裁判所判例]平成17(行ヒ)354 遺族厚生年金不支給処分取消請求事件</ref>。
 
== 現在 ==