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[[東京都]]生まれ。[[埼玉県立浦和第一女子高等学校]]卒業<ref>[http://kyouindb.iimc.kyoto-u.ac.jp/j/fO3wK 京都大学教育研究活動データベース]</ref>、1985年[[東京外国語大学]]外国語学部アラビア語学科卒業<ref>[http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/about/public/issue/kurenai/documents/16.pdf おかまり 1985年東京外語大学外語学部アラビヤ語学科卒業]</ref>後、1988年同大学院修士課程修了<ref>[http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/about/public/issue/kurenai/documents/16.pdf おかまり 1988年東京外語大学外国語学研究科終了]</ref>、エジプト・[[カイロ大学]]に留学。在[[モロッコ]]日本大使館専門調査員、[[大阪女子大学]]人文社会学部専任講師等を経て、現職。
 
岡は学生時代は[[ジャーナリスト]]志望であり、[[ジャーナリスト]]として[[パレスチナ問題]]に取り組もうとしていた<ref>[http://asuhenokotoba.blogspot.jp/2016/02/blog-post_9.html 明日への言葉岡 真里・人間の尊厳を問うパレスチナ文学]</ref>。
京都大学ではアラビア語、現代アラブ文学、[[比較文明論]]などを教える。ただし、岡は[[アラビア語パレスチナ方言]]を知らない(?)。また、[[パレスチナ問題]]を研究する上で[[アラビア語]]に加えて[[イスラエル]]に対してどのように感じるかは別問題だが[[ヘブライ語]]の語学力も要求されるが、岡はヘブライ語を知らない(?)。大学時代に[[ガッサーン・カナファーニー]]の小説「ハイファに戻って」に出会い、カイロ留学時代に[[パレスチナ]]を訪れて以来、パレスチナ問題に深く関心を持った。以来、現代世界に生きる人間の普遍的思想課題としてパレスチナ問題に取り組む。2001年頃より、毎月のように、一般向けの講演・学習会などの講師として各地に出講している。また、大学内でもパレスチナや、[[イスラエル]]の批判的研究者、アメリカなどからゲストを招き、研究室・大学院生主催の公開講演会・シンポジウムなどをたびたび開催している。
 
京都大学ではアラビア語、現代アラブ文学、[[比較文明論]]などを教える。ただし、岡は[[アラビア語パレスチナ方言]]を知らない(?)。また、[[パレスチナ問題]]を研究する上で[[アラビア語]]に加えて[[イスラエル]]に対してどのように感じるかは別問題だが[[ヘブライ語]]の語学力も要求されるが、岡はヘブライ語を知らない(?)。大学時代に[[ガッサーン・カナファーニー]]の小説「ハイファに戻って」に出会い、カイロ留学時代に[[パレスチナ]]を訪れて以来、パレスチナ問題に深く関心を持った。以来、現代世界に生きる人間の普遍的思想課題としてパレスチナ問題に取り組む。2001年頃より、毎月のように、一般向けの講演・学習会などの講師として各地に出講している。また、大学内でもパレスチナや、[[イスラエル]]の批判的研究者、アメリカなどからゲストを招き、研究室・大学院生主催の公開講演会・シンポジウムなどをたびたび開催している。
最近は、学生・市民有志による朗読集団「国境なき朗読者」を主宰、朗読劇「The Message from Gaza ~ガザ 希望のメッセージ~」の構成、脚本、演出を担当。
 
イスラエル政府、ユダヤ人、ユダヤ教に対しては極めて批判的で、[[2009年]]の[[ガザ紛争 (2008年-2009年)|ガザ紛争]]の東京都内での抗議集会に出席し、講演でイスラエルを厳しく批判した<ref>{{citenews|url=http://www.kinyobi.co.jp/backnum/antenna/antenna_kiji.php?no=477|title=イスラエル虐殺に抗議 東京で市民集会|publisher=週刊金曜日(金曜アンテナ)|date=2009-1-23|accessdate=2010-7-28}}</ref>。
 
 
==主張==
ジャーナリズムがイラクやパレスチナなどの「戦争の惨禍」を映し出そうとする映像は記号化されステレオタイプ化したものであり、人々の痛みや叫びを伝えることはできない。本当に大事なのは人々がどのようにその生を営んできたのかという生の具体的な細部なのであり、記号に還元されない具体的な生の諸相を描き、人間的想像力と他者に対する共感を喚起するものとして、文学は今こそ切実に求められているのである<ref>[[筑摩書房]]『高校生のための現代思想エッセンス ちくま評論選』岡真理「棗椰子の木陰の文学」([[青土社]]『棗椰子の木陰で』による) 要旨</ref>。さらに、岡は中東関連では[[ハマス]]などイスラム過激派国際テロ組織による[[イスラエル]]や[[米国]]に対するテロに対して支持を表明するだけではなく、「パレスチナの平和を考える会」などによるイスラエル企業のボイコットに賛同し<ref>[http://palestine-heiwa.org/news/200711120358.htm 岡真里「資本の論理こそボイコット!」『インパクション』160号]</ref>、[[イラク人質事件]]を引き起こした[[高遠菜穂子]]や[[志葉玲]]など在野の[[政治活動家]]とともにイスラエルに批判的な政治活動を行っている<ref>[http://www.geocities.jp/wsfosaka/kakokiroku/kakokiroku.html 武力で平和は守れないイラクやガザなど中東地域の現状と私たちにできること]</ref><ref>[http://peacemedia.jp/topics/090704pmm.html 『ガザ通信』出版記念 志葉玲さん×岡眞理対談ガザからのメッセージ 「ガザ」に私たちはどう応えるか?]</ref>。その上、岡は日本国内の在日外国人問題に関して、[[在日朝鮮人]]の[[政治活動家]]の韓基大らとともに[[在日外国人]]に対する[[社会的排除]]に抗議する政治活動を行い<ref>[http://613action.blog85.fc2.com/blog-entry-2.html 外国人排斥を許さない6・13緊急行動実行委員会賛同人]</ref>、[[朝鮮学校]]に対しても[[高校無償化]]の対象とするよう訴える活動を行った<ref>[http://ttensan.exblog.jp/10888872 『高校無償化』措置を朝鮮学校に適用することを求める大学教員の会 ]</ref>。
 
 
==著書==