「ユーグレナ (企業)」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
m 出典及び特筆性のある事項の削除を取消し。Investorzactivist (会話) による ID:62850868 の版を取り消し
48行目:
[[2015年]]1月、第1回[[日本ベンチャー大賞]]を受賞した<ref>[https://www.euglena.jp/updates/news/20150123/ 経済産業省「第1回日本ベンチャー大賞」にて 「内閣総理大臣賞(日本ベンチャー大賞)」を受賞しました] 株式会社ユーグレナ、2015年1月23日</ref>。
 
== 評価 ==
== バイオジェット燃料の実用化 ==
[[日本経済新聞]]によって「リポートを公表する前にあらかじめその企業の株券を借りて売却(空売り)し、株価が下がれば買い戻して利益を得る」空売り投資家であると指摘されている[[ウェル・インベストメンツ・リサーチ]]<ref>[http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ13HGU_T11C16A2000000/ 空売り投資家、日本勢を標的 日電産株など一時急落] 日本経済新聞、2016年12月13日</ref>は、[[2017年]][[1月19日]]の株式取引開始直前に、ユーグレナ株の「売り」を推奨するレポートを公表。ユーグレナ株は一時10%近く下落した<ref>[https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-01-19/OK02FM6K50XY01 ユーグレナ株が下落、空売り調査会社のリポートで標的に] Bloomberg、2017年1月19日</ref>。
バイオジェット燃料事業について、同社では2020年までの実用化を予定している。2019年前半迄に稼働予定の当該実証プラントで生産できるバイオ燃料の量は日産5バレルの製造能力であり、これはすべての燃料をジェット燃料として使用し、10%の割合で混合した場合、羽田~伊丹間を毎週1往復程度運行可能な量に相当する。商業化の目途は実証プラントの数百倍規模であり、同社は2020年以降大規模生産および供給を目指すとしている。また、米国企業など海外の企業では既にバイオ燃料の商用化にこぎつけている事業者もあるが、日本の航空業界ではジェット燃料のバイオ化が進んでいないため、本事業が実現されればエネルギー産業全般に大きなインパクトを与えるのは間違いない<ref>[http://mainichi.jp/premier/business/articles/20151216/biz/00m/010/013000c 「ジェット機飛ばすぞ」ミドリムシ燃料の壮大な可能性] 毎日新聞「経済プレミア」、2015年12月17日</ref>。
 
ウェル・インベストメンツ・リサーチは、以下の点を指摘している。
 
バイオジェット燃料事業について、当社では2020年までの事業化を予定しているが、このバイオジェット燃料事業に必要な実証プラント建設計画は年単位で遅延が発生しているうえに、仮に当該実証プラントが完成しても、1週間に当該プラントで生成できる量は東京~大阪間の1往復分の燃料しか⽣産できないことから、中期経営計画で達成するものとしている5年後のバイオジェット燃料事業の黒字化は困難であると見る者もいる<ref name = Well-Investments-Reseach_Euglena_20170119>[http://www.wellinvestmentsresearch.com/wp-content/uploads/2017/01/euglena-1-JPN.pdf 株式会社ユーグレナ (2931):ガス欠寸前の単細胞] (ウェル・インベストメンツ・リサーチ 2017年1月19日公表) 2017年1月20日確認</ref>。また、この燃料精製に関して、当社は特許を出願していないのに対し、米国企業の中には特許を有するのみならず、既に商用化にこぎつけている事業者もあるため、当社の本事業における経営環境は厳しいものである<ref name = Well-Investments-Reseach_Euglena_20170119/>。
 
== 脚注 ==