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== 概要 ==
[[中国語]]は1[[音節]]が1つの[[形態素]](意味)を表す言語であり、そのような形態素の違いごとに異なる漢字が使われたため、文字数が非常に多くなった。漢字を分類する試みはまず古典解釈学である[[訓詁学]]という分野において始められ、古典の中から同義字や類義字となる文字が集められ、[[漢代]]初期には『[[爾雅]]』という書物にまとめられた。字義を中心に漢字が分類され、その他に『[[釈名]]』や同義の方言字を集めた『[[方言 (書物辞典)|方言]]』などが編まれた。
 
後漢になると、形訓と呼ばれる字形によって字義を解釈する方法論が確立された。[[許慎]]の『[[説文解字]]』は字形要素の[[偏旁]]を[[部首]]に立て、[[小篆]]の親字によって漢字を分類した。『説文解字』は[[六書]]の理論に従ってそれぞれの漢字の成り立ちを説くとともに字の本義を記している。[[南北朝時代 (中国)|南北朝時代]]、[[梁 (南朝)|梁]]の[[顧野王]]が『[[玉篇]]』を編んでいる。これは、親字を[[隷書]]に改め、音韻を反切によって示しているのが従来と異なる点であり、字義も大幅に充実した内容となっている。
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*[[正字通]]([[1672年]]) - 214部 33,671字
*[[康熙字典]]([[1716年]]) - 214部 49,030字
*[[{{仮リンク|中華大字典]]|zh|中华大字典}}([[1915年]]) - 214部 48,000字
*[[{{仮リンク|漢語大字典|zh|汉语大字典}}([[1986年]] - [[1990年]] - 200部 54,678字
*[[中華字海]] - 210部 85,568字
 
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* [[佩文詩韻]]
* [[佩文韻府]]
* [[{{仮リンク|詞林正韻]]|zh|词林正韵}}
 
=== 日本 ===
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=== 中国 ===
* [[爾雅]]
* [[方言 (書物辞典)|方言]]
* [[釈名]]
* [[広雅]]