「チチ (ドラゴンボール)」の版間の差分

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長男の[[孫悟飯|悟飯]]誕生後より「[[教育ママ]]」へと豹変する。悟空も頭が上がらない存在になり、[[ピッコロ (ドラゴンボール)#ピッコロ(マジュニア)|ピッコロ]]に「超サイヤ人(悟空)にも弱点があったか」と言われている。また、頭髪が金色になる超サイヤ人を「不良」と言い毛嫌いしている。当初は恐れられていたピッコロも、アニメでは仲間となってからは口論で押されることが何度かあり、彼女のことを「侮れん」と評した。[[クリリン]]ら他の仲間も、母親となってからの変貌ぶりに呆気に取られていた。
 
[[サイヤ人]]編では[[ベジータ]]戦で重傷を負った悟空に頓着せず悟飯だけを心配し、さらに「悟空のせいで悟飯がひどい目にあった」と悟空よりも悟飯を優先する発言をしており、「オラは地球のことより悟飯の将来のほうが大事だ」と息子に一途だったため、[[ヤジロベー]]に呆れられ、ピッコロまで侮辱していため悟飯の怒りを買い、ことで堪えきれなかった悟飯に怒鳴りつけられショックを受けていた。しかし悟空が復活するまでの入院期間中は悟空にずっと付き添っており、アニメ版では表面上は冷たくしながらもひそかに夫へのセーターを編んでいた。結婚後は基本的にヒステリックな言動が一貫してはいるものの、[[人造人間 (ドラゴンボール)|人造人間]]編では[[トランクス (ドラゴンボール)|トランクス]]に悟空の命を救ってくれたことについて礼を述べるなど穏やかな面も持つ。3年間の修行終了後、ピッコロのことを「ピッコロさ(たまに「ピッコロ」と呼び捨て)」と呼び、弁当も用意した様子で寛容な態度を見せるようになっている。[[セル (ドラゴンボール)|セル]]編において悟空は生きてチチの元へ帰れないことを詫びる遺言を悟飯に託し死亡、この時既にチチは次男の[[孫悟天]]を身籠っていた。セルゲーム後、悟飯の前で泣き崩れ、また、[[魔人ブウ]]編の序盤では悟空があの世からやってくるのを知ると自身が老けたことを気にしつつ悟空に会えることを喜ぶなど、悟空への愛情をうかがわせる場面も描かれている。
 
自分もかつては武道家であったにも関わらず、悟飯を教育する際には勉強や嗜み第一であり、武術を徹底的に嫌っていた。アニメではセルゲーム終了まで、原作以上に一貫して頑なな教育ママとしての姿が描かれ、トランクスを除いた悟空の仲間たちまで「悟飯の勉強を邪魔する不良仲間」として毛嫌いしていた部分がある。しかし、人造人間編で悟空が悟飯を鍛えることをチチに言った際には「止めても無駄」と諦め気味に「どうせ鍛えるならうんと強くしてくれ」と言っている。セル編で悟空が死亡してからは悟天に自ら組み手を教えるなど武術も身につけさせ、悟飯に対しても「天下一武道会のための休学」を許可した。もっともこれは父親の牛魔王の財産がなくなりかけているという事情からでもある。悟天のことは比較的自由に育てているのに対し、悟飯に対しては青年になってもやや過保護な部分があるようで、[[ビーデル]]が初めて来た時はデートの誘いではないかと疑い「(悟飯に)エッチなことするんじゃねぇぞ」と言ってビーデルを怒らせている。ただし、ビーデルが金持ちの娘と分かるとあっさり交際を許し、早く結婚するように促す調子のいい面も見せた。また劇場版アニメの『[[ドラゴンボールZ 銀河ギリギリ!!ぶっちぎりの凄い奴]]』では勉強に勤しんでいる悟飯に「たまには身体を動かして欲しい」と武道大会に出場させている。
 
劇中では魔人ブウによって1回のみ死を迎えている。アニメでは[[ブルマ (ドラゴンボール)|ブルマ]]とビーデルと共に天国で[[ダーブラ]]と出会い、協力して悟飯を探し回るシーンが描かれており、その後ナメック星の[[ドラゴンボール (架空の道具)|ドラゴンボール]]により生き返った後は悟飯や悟天たちと再会したシーンが追加されている。また、[[界王#界王神|老界王神]]の命を譲り受けて再び蘇生した悟空とも再会を果たし涙を流していた。また、[[ドラゴンボール超]]の61話では、悟空と体を入れ替えたザマスに悟天共々殺害されている
 
== プロフィール ==
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; ヘルメットからのカッター投げ&ビーム光線<ref>渡辺彰則編「SPECIAL ATTACKS エスカレートする必殺技 その1 ドラゴンボール探し編」『ドラゴンボール大全集 2巻』202頁。</ref> / カッター投げ<ref>渡辺彰則編「技事典」『ドラゴンボール大全集 7巻』130頁。</ref>
: 子供時代に使用。ヘルメットに付いたカッターを相手に向かって投げ、とどめに額から光線を放つ。カッターはブーメランのように自分のもとに戻ってくる。元ネタは『[[ウルトラセブン]]』の[[アイスラッガー]]
; 亀仙流上段蹴り
: 亀仙流の蹴り技で、名称は[[カードダス]]から。天下一武道会予選の決勝でこの技が本選出場の決定打となった。アニメ版では、予選の1回戦で対戦相手の多様な連続攻撃を全て封じて、この蹴り技1撃のみで圧勝した。本戦でも悟空に試合開始早々繰り出すが、紙一重で避けられた。
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破壊神シャンパ編では、第6宇宙の戦士フロストと悟空が試合した際に、悟空が場外に落とされて敗れると、悟空の身を案じて周囲の目も憚らず一目散に悟空に駆け寄って抱きしめた。その際は試合会場のドームの高い上空の観客席から、軽やかかつ高いジャンプ力と鮮やかな着地を2回に渡り見せており、ここでも現役武道家時代と変わらぬ能力を披露した。悟空を破ったフロストに敵意を持った眼差しで睨んだ。
 
“未来”トランクス編では、ゴクウブラックがやってきた並行世界において、悟空と体を入れ替えたザマスに悟天共々殺害されている。
 
== ドラゴンボールGTでのチチ ==