「ミニ・ジョン クーパー ワークス WRC」の版間の差分

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名称は、往年の名チューナーである[[ジョン・クーパー (自動車技術者)|ジョン・クーパー]]に由来する。1960年代、同氏によるチューニングが行なわれたMINIは様々なモータースポーツで活躍するが、中でもラリーでは1964年、1965年、1967年にモンテカルロで優勝しており、MINIとしての本格的な参戦は約50年ぶりとなった。
 
ベースとなるカントリーマンはロングホイールベースを持つため、クーパーに比べて直進安定性が高い。車両はBMWが提供し、開発は過去にスバルのテクニカルサプライヤーを務めるなどWRCの経験が豊富な[[プロドライブ]]が担当。WRカーとS2000仕様が存在し、WRカーは大型のリアウイングとフロントに空力効果のあるエアロパーツを装着、サイドウインドウが軽量化されている<ref>{{Cite news |url=http://as-web.jp/rallyplus/news/info.php?no=24593 |title=MINI WRCチーム、S2000マシンと参戦予定イベントを明らかに |newspaper=RALLY PLUS NET |date=2011-03-01}}</ref>。開発ドライバーは[[ダニエル・ソルド]]。
 
== メカニズム ==
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== 沿革 ==
2011年、BMWワークスとしてスポット参戦を開始。同年3月にS2000がポルトガルで、5月にWRカーがサルディニアでデビューし6位入賞。2012年、開幕戦の[[ラリー・モンテカルロ]]でダニエル・ソルドのドライブにより2位に入賞するも、同年2月にプロドライブとBMWの関係が決裂したことにより{{#tag:ref|プロドライブがBMWを引き込むかたちで参戦することとなったが、BMWの活動資金が思いのほか少なく、WRC参戦を果たせばBMWが本格的なワークス活動に本腰を入れるだろうという目論みが崩れてしまった結果といわれる。 |group="注"}}、以降はプライベーターとして活動している。ワークス活動は中断するものの、BMWモータースポーツは今後もプロドライブと1.6Lターボエンジンを開発していく事を表明した<ref>{{Cite news |url=http://as-web.jp/rallyplus/news/info.php?no=25472 |title=BMWのセグラー、「1.6Tエンジン開発は今後も継続」 |newspaper=RALLY PLUS NET |date=2012-10-13}}</ref>。
 
2013年、WRCクラスでは唯一ロトスチームが使用していたが、第7戦のサルディニアより[[フォード・フィエスタ RS WRC]]へ変更している<ref>{{Cite news |url=http://as-web.jp/rallyplus/news/info.php?no=25795 |title=ロトスがマシンをフォードに変更 |newspaper=RALLY PLUS NET |date=2013-05-30}}</ref>。第10戦のオーストラリアは、地元出身のネイサン・クインが、最新エンジンを搭載したマシンでWRCクラスに参戦した<ref>{{Cite news |url=http://as-web.jp/rallyplus/news/info.php?no=25929 |title=ネイサン・クインがMINIでWRC豪戦へ |newspaper=RALLY PLUS NET |date=2013-08-23}}</ref>。