「太陽系外惑星」の版間の差分

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m →‎探査の歴史: “Didier Queloz”は「ディディエ·ケローズ」と読む(NHK『コズミックフロント』(一千億個の地球!?)より)
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[[ファイル:51 Pegasi b v3.jpg|thumb|普通の恒星を公転している太陽系外惑星としては初めて発見された[[ペガスス座51番星b]]もホット・ジュピターである。]]
 
[[1995年]][[10月6日]]、[[ジュネーブ天文台]]の[[ミシェル・マイヨール]]と{{仮リンク|ディディエ・ (ーズ|fr|Didier Queloz) }}により、[[ペガスス座51番星]] (51 Pegasi) という恒星に[[ペガスス座51番星b|木星クラスの質量を持った惑星]]の存在が確認された。[[主系列星]]ではこれが初めての系外惑星とされている。最初に発見された系外惑星は、中心の恒星から0.05天文単位で水星軌道よりも遙かに内側に入り込んだ[[木星型惑星]]という異様な惑星であり、太陽系と類似した配置であろうというそれまでの常識を打ち砕いた。この種の惑星は、太陽に極めて近いことから「[[ホット・ジュピター]]」(熱い木星)と呼ばれ、これを機に続々と同種の系外惑星が発見されている。これは後述のように、主に惑星の[[重力]]によって恒星がふらつくことを利用して観測しているため、恒星に及ぼす重力が強く、ふらつきの周期が短い惑星、つまり木星級の大きさで恒星のすぐ近くを回る惑星でなければ、地球から観測することは非常に困難ということによる。観測精度の向上と長期にわたる観測データの蓄積により、この状況は改善されていくと思われる。
 
=== 様々な太陽系外惑星 ===