削除された内容 追加された内容
NCC1701F (会話 | 投稿記録)
編集の要約なし
8行目:
 
== 概要 ==
例えば、会社が商品を販売すると、現金や売掛金が得られるので、[[資産]]が増加する。このような資産の増加の要因を収益という。ただし、金融機関からの借り入れや[[社債]]発行による資金調達などの資本取引は、収益には含まれない(これは、[[資産負債アプローチ]]的な収益の捉え方である)
 
収益の認識のタイミングに関しては、[[発生主義]]、[[実現主義]]、[[現金主義]]などの考え方があるが、[[企業会計原則]]では実現主義を原則としている。現金主義は現金の収入をもって収益の計上とする考え方であるが、これでは[[売掛金]]による収益をとらえられない。しかし厳密な発生主義を適用すると、製品の製造などの付加価値形成の段階をも収益として計上すべきということになる。そこで企業会計原則では、第三者に商品を販売したという事実に基づいて収益を計上するものとしている。ただし実現主義の例外として、長期の請負工事等については、各[[会計期間]]に収益を配分することを認めている。