「ホワイトアウト (小説)」の版間の差分

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=== 奥遠和ダム ===
;富樫輝男:[[織田裕二]]
;:奥遠和ダム作業員。山登りが趣味であり、山からは離れられない山男であることを自認している。事件前年[[11月]]、山に来ていた遭難者(実はテロリストのメンバー)を助けるために同僚の吉岡和志と救助に出かけたが、猛烈な吹雪によりホワイトアウトが発生。それにより、遭難者を助けた吉岡が死亡、彼が生き残った。翌年、奥遠和ダムにテロリストが立てこもり、吉岡の婚約者である平川千晶らを助けるためにたった一人でテロリストに挑む。
;:漫画版ではある程度AKを使いこなしているような描写がされたが、映画版では演じた織田の意向から、銃の扱いは素人である描写がされている。
;平川千晶:[[松嶋菜々子]]
;:東京で仕事をしている、吉岡和志の婚約者。彼がどのような仕事をしていたのかに対する関心から、奥遠和を訪れるが、そこで人質になり給仕係としてこき使われてしまう。
;:テロリストのメンバーの一人である、笠原についてはその異質性を見抜いていた。また、映画では終始富樫の事を「吉岡を見殺しにした」として憎んでおり、作中では健二を通して手に入れた貴嶋のAKで桑名を射殺するシーンが追加されている。
;吉岡和志:[[石黒賢]]
;:富樫の同僚で千晶の婚約者。原作の中では、富樫を描いたところでは「吉岡」、千晶を描いたところでは「和志」と書かれている。遭難者救出の最中に足を折って富樫に救助を呼ぶように指示し、遭難者2名と共にビバークするもその後遺体となって収容されてしまう。原作では遭難者の一人を運んでいる最中に強風にあおられて坂道を転落して足を折るが、映画では背負っていた遭難者が突然暴れ出した為に坂道を転落して足を折るという描写になっている。また、漫画では足場の雪が突然崩れ、これに巻き込まれて足を折るという描写になっている。
;石坂昌弘:[[河原崎建三]]
;:電気課の運転長で富樫と吉岡の上司。作品冒頭で富樫と吉岡が遭難者の救出に向かおうとしようとしているのを強く反対した。原作では赤い月のメンバーに殴り倒されて以降は他の所員と同じ場所に軟禁されたが、映画版では笠原の発電所の遠隔操作プログラムの改ざんを行おうとする行動に「不可能だ」と抵抗した為に戸塚に足を撃たれ、直後に宇津木に頭を撃ち抜かれて死亡する。
;岩崎吉光:[[平田満]]
;:電気課の課長で、吉岡和志の上司。千晶の案内を担当するが、トンネル内でテロリストの乗る車に出くわし、道を引き返すよう注意しに行くも直後に至近距離で撃たれ即死する。
;:また、漫画版では富樫がトンネルにやってくるまでの間も息があり、平川がテロリストに拉致された事を富樫に伝えて息を引き取るという描写になっている。
;村瀬勇治:[[阿南健治]]
;:富樫の仲間でスキー場リフトの運転員。レストハウスでパラボラアンテナを立てようとしていた金子らテロリスト2名を目撃し、富樫と共に向かうも金子の放った銃弾に撃たれ死亡する。
;浜中隆信:[[市川勇]]
;:映画でのみ登場するオリジナルキャラで、石坂と同じ電気課の運転長。赤い月の発電所占拠後、警察署や永見電力所の監視映像に人質として映される。
;:富樫が山崎を殺害し、戸塚と貴嶋を銃撃戦の末に退けた直後に行った宣戦布告の報復として、赤い月のメンバーに射殺されてしまう。
;雨宮健二:[[高橋一生]]
;:浜中と同様、映画でのみ登場するオリジナルキャラ。奥遠和ダムの職員の中では最年少の職員。浜中死亡後、人質の映像として映される。宇津木逃亡後での戸塚の暴走による仲間割れの騒ぎの中、平川によって拘束を解かれ貴嶋のAKで戸塚と貴島を威嚇し、平川を逃がそうとするも直後に貴島にトカレフで足を撃たれてしまう。事件収拾後、警視庁の特殊部隊に他の職員と共に無事救出される。
 
=== 警察関係 ===