「ランチア・ストラトス」の版間の差分

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=== 全長とホイールベースの短さ ===
一般的に、[[ホイールベース]]が長いほど直進安定性を得やすいとされているが、ストラトスのリヤの[[トレッド]]は[[日産・スカイライン|スカイラインGT-R]]に近い数値なのに対し、ホイールベースは現在販売されている[[軽自動車]]の一般的なホイールベースよりも短く、全長においてもこんにちの欧州車での分類上の[[Aセグメント]]に相当する短さである。これは何より、ラリーマシンとしての資質を最優先させたがゆえである。ホイールベースが短いため直進安定性を得るのは簡単ではないが、その代わり非常に高い回頭性を得ている。そのためこの車を駆ったプロドライバー達は乗りこなしに苦しんだ<ref>但し後年、ストラトスに関わり合いが深いサンドロ・ムナーリは書籍インタビュー上で操縦性に関するコメントをこう寄せている。「もし、ストラトスをドライブしづらいと言う人間がいるとしたらその限界はマシンによるものではなく、ドライバーから来るものだ。」三栄ムック ラリーカーズ Vol.1 Lanchia Stratos HF「Interview サンドロ・ムナーリ」より。</ref>。
[[ファイル:Lele Pinto bernacchini- Lancia Stratos HF lanciaAlitalia stratos(1976 alitaliaRallye sanremo76Sanremo).jpg|thumb|200px|1976年[[ラリー・サンレモ]]のナイトステージを疾走するピント・ベルナッチィーニのコーナリング]]
その挙動については、WRCでの実戦でストラトスに乗ったことのあるラリーストである[[ミシェル・ムートン]]や[[ビョルン・ワルデガルド|ビヨン・ワルデガルド]]との取材時エピソード<ref>[[TV朝日]] [[カーグラフィックTV]]「ランチアストラトス特集」放送内。『カーグラフィック』誌元編集部員の[[田辺憲一]]が語るラリー取材上でのエピソード。</ref>で語られている通り「全てのコースがコーナーであってくれれば良いと思ったくらい」、「直線では気を抜けない」などと表現していた。
 
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