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== 概要 ==
民兵は本来的には、平時においてその他の職業についている[[民間人]]が、緊急的な[[軍事]]要員として短期的な軍事訓練を受けた上で戦時において召集されたもので、正規の戦力である陸海空の[[軍隊]]とは区別されて考えられる。[[ハーグ陸戦条約]]においては、付属書1条の全要件<ref>「上官として責任者がいること」「遠くからでも判り易い特殊徽章をつけること」「武器を隠さず携帯すること」「行動する際は戦争の法規と慣例を遵守すること」</ref>を満たせば民兵ないし[[義勇兵]]として交戦者資格が認められる他、それ以外でも限定的ながら一定の場合<ref>「占領されていない地域への敵接近に対し、付属書1条によって編成された軍隊が来ていない間のみ、侵入軍隊に抗敵する為に地域人民が緊急編成していること」「自ら兵器を操る者が公然兵器を携帯すること」「戦争の法規慣例を遵守すること」</ref>は群民兵として交戦者資格を生ずることが付属書2条で定められている。民兵の編成については各国によって差があり、正規軍の一部であったり、[[戦争]]が勃発してから緊急的に編成されるものであったりと一概には言えない。ただし、傾向としては、訓練期間は比較的短期間で、投入される費用も限定的であることなどがあげられる。 
 
なお、混同されやすいが、[[民間防衛]]とは全く別・異なるものである。