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=== 電磁推進の基本原理 ===
{{出典の明記|date=2016-10-15|section=1}}
[[電磁推進]]は、海水中の電流と磁場により[[フレミング左手の法則]]で示される方向に発生する[[ローレンツ力]]を利用して船を動かす方法である<ref group="出典" name="iwata1981">岩田, 武田, 佐治, 「超電導直流リニアモータ船」, 日本舶用機関学会誌 第16巻 第9号 (1981), pp.91-97.</ref>。例えば、電磁石により海水中に上下方向の磁場を発生させ、一対の電極により設けて海水に船体左右方向の電流を流すことで、船の推進力を得ることができる。ローレンツ力ベクトルは磁場と電流の[[外積]]で表され、海水電流のジュールロスは電流の2乗に比例するため、同じ推力を得ようとするとき磁束密度が大きいほど推進効率は高くなる<ref group="出典" name="iwata1984" />
<!-- [[フレミングの左手の法則]]という[[電磁気学]]の法則がある。[[電磁推進]]はこの法則の応用である。推進装置は磁力発生装置と電流を流す装置から成る。磁力発生装置により、船底付近で海水中に[[磁場]]を作り、この磁場に直交するように電流を流すことによって導体(海水)に[[ローレンツ力]]が働き、海水を押し出す。これによって船に推進力が得られる。 -->