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『'''のらみみ'''』は、ビッグコミックスピリッツ増刊『IKKI』(現・[[月刊IKKI]])13号(2003年2月1日号)から2009年12月号まで連載された[[原一雄]]の[[漫画]]作品。
 
== 概要 ==
子供のいる家庭に居候する「キャラ」という存在が当たり前になった時代を舞台とした物語。主人公であるキャラ、のらみみとその居候先である「居候キャラ紹介所」(キャラと人間の仲介業)、ハローキッズ59号店を中心に、さまざまなキャラと子供たち、その周囲の人々に起こる出来事を基本的に1話完結で描く。一見すると子供向けアニメのような親しみやすいキャラ造形と、登場人物の機微を丹念に描写した作風が特徴的。
 
連載4周年にあたる月刊IKKI2007IKKI』2007年2月号掲載の第45話はじめの一歩(コミックス5集収録)を最後に休載していたが、半年後、2007年8月号掲載の第46話おたまじゃくそんの夏(6集収録)より再開している。
 
テレビアニメ化され2008年1月より放送され、さらに10月より『'''のらみみ2'''(に)』と題して第二期が放送開始された
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; 半田 トシオ
: 声 - [[白石稔]](少年期:[[岡田幸子]])
: ハローキッズ59号店に三ヶ月前(連載開始時点)に入社した新入社員。以前は「ニコニコ紹介所」という場末の小さなキャラクター紹介所に勤めていたが、居候できず一人で暮らしていたのらみみとの出会いがきっかけでハローキッズに入社した。のらみみの良き相棒でもあり、のらみみからは「半田っち」と呼ばれている。相当のキャラマニアでもあり、出会ったキャラのオリジナル[[トレーディングカード|トレカ]](トレーディングする相手がいないため正確にはトレカではないが)や手形、[[フィギュア]]を自作している。ドッタリ君とは正式な形でお別れ出来なかった事もあってか、彼に新たな居候先が見つかった後も色々とサポートする事が多く、端から見ると過保護なまでに彼の面倒を見続けていたが、その事が後々悲劇を生む結果になった。
; トマゴメ
: 声 - [[西村知道]]
: ハローキッズ59号店の所長。顔の形がトマト似のナイスなおやじ。人あたりもよく、落ち着いた性格で社員からも信頼を受けている。キャラの仲介人として自分から子どものいる家庭に進んで紹介をしている。飛び込み営業も所長自らが行っているようだ。子だくさんの上、子供一人一人にキャラがいるため家の中は非常に騒がしい。
; ナオミ
: 声 - [[中尾衣里]]
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; 更科(さらしな)
: 声 - [[半場友恵]]
: ハローキッズ59号店に勤めている女性社員。前髪が渦を巻いたような髪型が特徴的。この物語の中で一番良心的かつまっとうな女性とされているが、周囲の人間からはどこか人間味の薄い、非現実的な人物に見えることもあるらしい。キャラクターの仲介人として子どものいる家庭に紹介をしており外に出る機会が多いようだ。半田によると「あの人はエラくなりたい」らしく、所長になるためのセミナーに通っていたこともある。フルネームは「更科ユキコ」月刊IKKI2008IKKI』2008年11月号で判明)
; シナモン
: 声 - [[喜多村英梨]]
: コミックス3集『あまのじゃくシナモン』から登場。[[天邪鬼|あまのじゃく]](オニ・ヒト)タイプのキャラでのらみみと同じオニ族。正式名称は「あまのじゃく・シナモン」。ツノやキバ、頬にあるヒゲのような模様を除けば外見はほとんど人間の少女と変わらない。関西弁で話す。のらみみが昔居候していたとき近所だった。のらみみにとって妹のような存在で、本人ものらみみのことを「兄ちゃん」と呼ぶ。半年前に居候先とお別れした後、キャラ芸人を目指して全国をひとりで修行していた。「おもしろキャラコンテスト」へ参加するために立ち寄った町で、のらみみとおよそ5年ぶりの再会をする(のらみみが居候していたのは10年以上前なので、のらみみがフリーの間も会う機会があったのだと思われる)。外見は可愛らしいが性格はきつく、周囲の人やキャラに対して辛らつな事を言ったり、不機嫌そうな表情をしていたりすることも多い。また、あまのじゃくな性格が災いし、居候先に迷惑をかけることも多かったらしい。のらみみ達のいる町に住み着いてからも、いつも59号店にいるとは限らず、キャラホテルに長期間滞在したり、町の中をうろついていたりと非常に気まぐれである。のらみみとは対照的に、極端な寒がり。なお、服装が毎回変わる数少ないキャラクターである。
:* アニメでは肌の色がのらみみに近い、白っぽい色になっており、服装は初登場時のまま変化しなくなっている。また第1期では、原作でシナモンが登場するエピソードは『あまのじゃくシナモン』以外アニメ化されず、逆にそれ以外の回で登場シーンがアニメ化に際して新たに追加されている。そのためか原作よりも優しい表情やセリフが多くなり、可愛らしいキャラとしての側面が目立っている。
; ドッタリ君
: 声 - [[神代知衣]]
: コミックス1集半田オリジナルから登場する、半田が幼少だった頃に半田の家に居候していた妖怪タイプのキャラ。正式名称は「のそのそ!ドッタリ君」。物忘れが激しく、そのせいで当時、居候していた半田の家から行方不明になる(半田の誕生日プレゼントを探している内に居候先の住所を忘れ、ついには半田のことまで忘れてしまった)。ズタブクロという大きな袋を常に持ち歩いており、中には思い出の品を沢山しまっている。半田は否定しているが、バカキャラ。現在は斉藤タイ三の家に居候している。字は書けないが、絵が非常にうまい。怪力の持ち主でもある。好物はカレーや焼肉(キャラファイルでは「ネバネバしたやつ」となっている)。
:* アニメでの「ド」に強勢を置く名前の読み方は原作者の意向による。
; チョコバット
: 声 - [[峰健一]]
: のらみみの好物・みずあめ売りの青年。彼の作るみずあめは評判がよく、遠くからわざわざ買いに来るキャラもいるほどだが、製造工程の関係上か、一度売り切れると三ヶ月は待たされるらしい。また、水飴売りの一方で、子供が学校に行っている間暇になるキャラをまとめ「チョコバット団」なる集団を結成し、キャラたちの遊び相手や、居候先との付き合いで悩むキャラの相談相手になったりと、キャラたちの人(キャラ?)望も厚い。一時期更科に片思いしていて、実際に彼女に告白したが振られ、傷心の旅に出ていた事もある。
:* アニメでも第一期・第二期の第3話等に登場したが、タイトル名やエンドクレジットなどでは「チョコハット」と表記されている。
; カメチョビン
: 声 - [[志村由美]]
: コミックス1集キャラバス出発進行から登場する、のらみみと仲が良い[[カメ]](リクガメ)タイプのキャラ。正式名称は「ヤンチャなコウラ・カメチョビン」。ハローキッズの長距離送迎バス「キャラバス」で、バスガイドとして乗っていたのらみみと知り合った。甲羅は服のように着せかえる事が出来る。「チョコバット団」のメンバーでもある。
:* アニメではキャラバス出発進行が第一期で制作されなかったため、初めからのらみみと顔見知りにという設定になり、後に二期で該当エピソードがアニメ化された際は、カメチョビンの代わりに別のキャラが登場している。
; カパユキ
: 声 - [[岡本信彦]]
: コミックス2集タコヤキネバーランドから登場する、のらみみと仲が良い[[河童]](妖怪)タイプのキャラ。正式名称は「スラスラスイスイ・カパユキ」。キャラを誘拐して外国に売る「キャラさらいのささやん」に連れ去られたことがあり、この事件がきっかけでのらみみと知り合った。失踪癖があるため居候先からたびたび行方不明になり、捜索願が出されることもある。居候先で貰うお小遣いは洋服代につぎ込む事が多いらしい。「チョコバット団」のメンバーでもある。
:* アニメでは誘拐事件以前からのらみみと顔見知りになっている。また、ほぼすべての回に何らかの形で登場している。
; ヘイホーコン
: 声 - [[宮田幸季]]
: コミックス3集のらみみサンシャインから登場する、のらみみと仲が良いモンスター(オバケ)タイプのキャラ。正式名称は「フサフサクログロ・ヘイホーコン」。外見は人に近いが、胴体からは黒い毛が伸びて服のようになっている。ものぐさのな性格で人みしりをする。しばらく居候をせず3年も体毛を切らなかった結果、のらみみと初めて出会ったときはモップのような姿になっていた。とがった耳と鼻、自由に伸びる腕が特徴。カパユキと一緒にいることが多い。「チョコバット団」のメンバーでもある。
:* アニメでは、原作では登場シーンのない『あまのじゃくシナモン』にも登場。その際、「指」を伸ばすという、原作とは異なる能力を見せた。
; まめぺん
: 声 - [[川田妙子]]
: コミックス5集春のうらららから登場する、のらみみと仲が良い赤ちゃんふで(ヒト・フデ)タイプのキャラ。正式名称は「ふで不精・まめぺん」。姿はのらみみにやや似ており、後頭部に筆の穂の部分が生えている。本来のキャラのままでは人気がないため大量の衣装や着ぐるみを自作し、全国のハローキッズ店舗を回りながらありとあらゆるタイプのキャラとしてファイルに登録していた(後にファイルはコバチにより元に戻される)。現在はのらみみ同様こぼうずの格好をしており、59号店の近所で居候している。一見善良そうだが実はタチが悪く、機嫌を損ねられた仕返しにドッタリ君を精神的に追い詰めたり、のらみみ達と共謀して詐欺まがいの金儲けをしたりしたこともある。
; おたまじゃくそん
: 声 - [[冨澤風斗]]
: コミックス5集はじめの一歩から登場する、のらみみと仲が良いおたまじゃくしタイプのキャラ。正式名称は「永久おたまじゃくし・おたまじゃくそん」。生まれたばかりのキャラで、特に何もする事もなく街をぶらついていたところ、59号店のクリスマス用飾り付けに夢中になるのらみみの姿に影響を受け、文字の読み書き練習を始める。そこを訪れたのらみみと知り合いになり、二人で文字の練習(当初のらみみはただ落書きをしていただけだが、後に本格的に文字の練習を始めるようになる)をしていたところ、練習用のボードに誰かが伝言を貼り付けていった事が始まりとなり、後に町中のキャラ達が利用する巨大掲示板と化し、その事が元でおたまじゃくそんも(メモ程度に書き留めていた居候先募集の文字を見た誰かの手により)居候先を見つけ、街を去っていった(掲示板は後にのらみみの手により59号店に移設)。性格は淡々として大人しいタイプではあるが、コミックス6集おたまじゃくそんの夏では、久々に再会したのらみみがキャラとして堕落した(事情によりこぼうずキャラをやめ、事務仕事やキャラの居候先斡旋など、キャラの本分を捨ててハローキッズの社員と化した)姿に対して猛烈に激高し、彼を元のこぼうずキャラに戻すために東奔西走する姿が描かれている。
; コバチ(小鉢)
: コミックス5集コバチ再見から登場する、ハローキッズ本社勤務の特別調査員。イメチェンサービス等で本来のキャラクターからかけ離れたキャラを調査し、問題がある場合は是正を勧告するが、その高圧的な態度からキャラは勿論もちろんの事、ナオミらにも恐れられている。半田とは同期入社で、研修中に彼の仕事(とのらみみ)に対する熱い想いを聞かされて仕事に対する誇りが芽生えつつあったが、その後仕事に忙殺されるようになり、徐々に溜まるストレスのため自分を見失いつつあった。そんな時、偶然調査のために訪れた59号店で半田と再会、彼に励まされた事によって再び仕事への熱意を取り戻しつつあり、またその事が元で半田との交際を始めた。半田の方もすっかり彼女にベタ惚れのようで、のらみみに対して彼女の事を惚気たりしている。半田によると高圧的なのは仕事の上でのことであり、二人きりの時の態度は全く違うものらしく、そのギャップも半田には魅力的らしい。ファッションセンスは独特で、私服は妙な柄のものが多い。
; 緑山(みどりやま)
: コミックス6集秋風ドッタリ君から登場する新米キャラドクター。基本的にキャラは大きな怪我や病気をする事は少ないが、時折キャラ特有の病気をする場合があり、その治療を担当するのが彼女らキャラドクターの仕事である。基本的にはそのキャラの特性や行動を細かく調査して病気やけがの原因及び治療法を決定するが、大概の場合は[[タンコブ]]に絆創膏を貼ったり、[[偽薬]](キャンディー)を与える事によって治る場合が多い。彼女自身はまだ新米(基本的に59号店には彼女の師匠である、「タケさん」と呼ばれるキャラドクターが担当している)らしく、知識面等でまだまだ不安な部分も多い。また、かなりドジも多く、キャラドクターにも関わらず、初対面ののらみみに医療用カバンをぶつけて怪我(といってもタンコブだが)を負わせたりしている。下の名前は「里枝」(コミックス6集にて判明)。
 
これ以外にもほぼ毎回、そのエピソードのメインとなるキャラおよび周辺の人々が登場する。
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== 設定解説 ==
=== 舞台 ===
「居候キャラが世間にあふれかえる時代」の物語であるが、作中に2006年10月のカレンダーや「ゆとり教育」「高齢化社会」等のセリフが登場するなど、基本的には現代の日本が舞台となっているようである。地名はほとんど出てこないが、ハローキッズ59号店の電話番号は市外局番が「03」なので、東京都23区内のどこかであると思われる。
* アニメでは「せた」という町が舞台となっている。
 
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[[2008年]]1月から同年3月まで[[CBCテレビ|中部日本放送]]製作でTBS系列ほかにて放送された。全12話。
 
ストーリー上の主な原作との相違点としては、第4話以降の大部分の回にシナモンの登場シーンが追加されている点や、一部のエピソードの季節が変更されている点などがある。また、第1話Bパートうたうコトリと第9話Bパートのっぺりサムデイはアニメオリジナルになっており、登場するキャラもアニメオリジナルキャラとなっている。
 
ナレーションには[[冨澤風斗]]が起用されている。
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放送期間中の同年10月26日と11月24日<ref name="Mynavi2008-11">{{Cite news|date=2008-11-13|url=http://news.mynavi.jp/articles/2008/11/13/noramimi/|title=15分でこれだけ泣かされる!?「のらみみ」イベントは笑いあり涙ありの大盛況!|newspaper=マイナビニュース|publisher=[[マイナビ]]|accessdate=2016-04-29}}</ref>、12月14日<ref name="Mynavi2008-12">{{Cite news|date=2008-12-09|url=http://news.mynavi.jp/news/2008/12/09/002/|title=TVアニメ「のらみみ2」マンスリートークライブの最終回は12月14日開催|newspaper=マイナビニュース|publisher=マイナビ|accessdate=2016-04-29}}</ref>には、阿佐ヶ谷ロフトAにて「のらみみ2 マンスリートークライブ」が行われ、同作で黒丸の声を担当する[[鷲崎健]]や、お笑い芸人の[[前田登]]([[はりけ〜んず]])、[[音泉]]プロデューサーの[[やまけん]]([[タブリエ・コミュニケーションズ]]取締役)が出演した<ref name="Mynavi2008-11"/><ref name="Mynavi2008-12"/>。
 
前作同様にCBCが製作を担当するが、関東圏での放送に関しては、前作を放映した関東広域局の[[TBSテレビ|TBS]]ではなく、再放送を行った東京都域[[全国独立放送協議会|独立UHF局]]の[[東京メトロポリタンテレビジョン|TOKYO MX]]が担当する(すなわち、CBCにとっては[[RAY (漫画)|RAY THE ANIMATION]]以来2年ぶりの自社製作[[UHFアニメ]]ということになる。なお、CBC単独製作では[[最終兵器彼女]]以来6年ぶり<ref>余談だが[[Japan News Network|同一系列]]で近畿広域局の[[毎日放送]](MBS)製作の[[テイルズ オブ ジ アビス]](CBCでも放送)も同局にとっては5年ぶりの自社製作UHFアニメとなる)。</ref>
 
=== アニメに登場したキャラ ===
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; トビ丸 / タテロル / ヤミキチ
: 声 - [[丸山優子]](トビ丸) / [[柿原徹也]](タテロル)
: トビ丸はコミックス1集居候の世界冒頭の1コマに登場しているが原作では名前がない、[[ドラえもん]]や[[コロ助]]などに似た姿のキャラ。タテロル、ヤミキチはアニメオリジナル。アニメ第1話冒頭の「居候キャラのいる世界」を描いたシーンに登場した、どこか懐かしい姿のキャラたち。
:* このオープニング部分は今では珍しくなった[[セルアニメ|セル]]が使用されており、擬似4:3画面(画面左右はグレー)で、『[[オバケのQ太郎]]』(第一期および新)や『[[ど根性ガエル]]』等、往年の[[東京ムービー]](本作の制作会社でもある現在のトムス・エンタテインメント)作品を彷彿とさせる絵柄で描かれている{{要出典|date=2017年2月}}
; クマエモン
: 声 - [[西前忠久]]
: コミックス1集居候の世界に登場。[[クマ]]タイプのキャラ。正式名称は「タヌキじゃないぞ!クマエモン」。どこか[[ドラえもん]]を思わせるキャラクターで、[[タヌキ|狸]]と間違えられるのを気にしている。居候している家の子供(ヒロくん。23歳)が16年たっても「キャラ離れ」してくれず、こっそり別の居候先を探すため59号店を訪れる。
:* アニメでは、原作で登場する「白リンゴ・アカホッペ」に代わりのらみみサンシャインにも登場。
; ハム公
: 声 - [[布目貞雄]]
: コミックス1集居候の世界に登場。[[ハムスター]]タイプのキャラ。正式名称は「大きめハムスター・ハム公」。居候先の子供が中学校に進学するため新しい居候先を探しに59号店に来た。言動に人気キャラゆえの傲慢さが見受けられる。
; チーパッパ
: 声 - [[こじまかずこ]]
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; エリック(アニメ版ではフィリップ)
: 声 - [[伊倉一恵]]
: コミックス1集はじめての代キャラに登場。昆虫([[青虫|あおむし]])タイプのキャラ。正式名称は「まんぷくあおむし・エリック(フィリップ)」。年に一度蛹になる習性がある。通常は蛹から大きな青虫になるだけだが、お別れの年はチョウの姿に羽化する(その後小さな青虫に戻る)。なお、蛹状態でも話すことはできる。居候先の少年(カン太郎)が小学6年生の年に代キャラを依頼し、のらみみが代キャラを務めた。
; シガラキ
: 声 - [[緒方賢一]]
: コミックス3集オヤジ参観、5集はじめの一歩に登場。狸タイプのキャラ。正式名称は「古狸・シガラキ」。酒やタバコを好むなどオヤジ臭い面があり、子供より親父と気が合う。父親が単身赴任している家庭に居候している。所長のゴルフ仲間で紹介所の人間とは顔見知り。休載前の最終回はじめの一歩には1コマのみ登場。
:* アニメではあまのじゃくシナモンにも登場。
; 9B(キュービー)
: 声 - [[伊東みやこ]]
: コミックス4集ぼくのスーパーロボ、5集はじめの一歩に登場。[[ロボット]]タイプのキャラ。正式名称は「アイアンギミック・BBBBBBBBB(9B)」。コタ朗の家に居候中。機械然としたしゃべり方をし、性格は冷淡。人間の作った機械とは異質な存在であるため、整備などは居候先の子供にしかできない。付属品としてリモコンがある。はじめの一歩には2コマのみ登場。
; チタンカーボン
: コミックス1集甘い誘惑、3集あまのじゃくシナモン、5集はじめの一歩に登場。ロボットタイプのキャラ。正式名称は「超合金・チタンカーボン」。キャラワールドの営業のやり方によって短い居候を繰り返し、心身ともにすり減っていたときにのらみみと出会う。男の子に絶大な人気を誇るキャラで、後にタレント活動を始めた。現在はタレントキャラの頂点に立つ存在となっており、タレントキャラにうるさいシナモンも一目置いているらしい。はじめの一歩には1コマのみ登場。
:* 甘い誘惑がアニメ化されなかったため、アニメではタレントキャラとしてのみ登場。のらみみと会ったことはない事になっている。
; ゴンザレス
: 声 - [[松尾大亮]]
: コミックス3集あまのじゃくシナモンに登場。おそらくコアラタイプのキャラ。シナモンの芸を観に集まったキャラの中の1体で、原作では名前がない。
:* アニメでは、原作で登場する「目玉のクロベエ」に代わりモジャモジャ大捜索にも登場。
; ピー宙
: コミックス3集ドッタリ君の快適居候生活あまのじゃくシナモンに登場。ネコタイプのキャラ。正式名称は「ボーシネコ・ピー宙」。帽子好きで、様々なデザインの帽子を持っているが、中にはドッタリ君のズタブクロを思わせる巨大なものもある。
; ブロッサム
: 声 - [[かないみか]]
: コミックス1集のらみみブロッサムに登場。花タイプのキャラ。正式名称は「花の精霊・ブロッサム」。占いが得意で相手の体に根を張り相手の意識と同化したり出来る。花言葉は「未来への翼」と自称する。
; ピョン助/ウサ吉
: 声 - [[塩屋浩三]] / [[塩屋翼]]
: コミックス1集ダブル・ダブル(アニメ放送時はダブルダブル。DVDでは原作の表記に戻っている)、3集秋風ウソヒミツ、5集はじめの一歩に登場。兎タイプのキャラ。正式名称は「スーパージャンピング・ピョン助」、「ミラクルラビット・ウサ吉」。姿形はそっくりで双子のように見えるが赤の他人。何故なぜか昔から居候先が近所になり、姿が似ているためよく間違えられそれを不満に思っている。外見に似合わず、2人とも物事について哲学的に捉える傾向がある。はじめの一歩には1コマのみ登場。
:* アニメ版の声優は実の兄弟である。
; アスナロ
: 声 - [[水島大宙]]
: コミックス3集秋風ウソヒミツ、5集はじめの一歩に登場。ピノキオタイプのキャラ。正式名称は「木製・アスナロ」。(本来なら)ウソをつくと鼻が長く伸びる。恋愛感情を持たないはずのキャラでありながら更科に対して猛烈なアタックを掛ける。はじめの一歩には1コマのみ登場。
; アンドリュー
: 声 - [[黒田崇矢]]
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: かってとある組織で[[スパイ]]として働いていたが、能力を使用するためには一度居候してお別れする必要があるため、潜入のたびに居候先と悲しい別れを経験しなければならないことに悩み、組織を抜けたため追われている。
:組織の追跡を逃れるため、「のらみみ」そっくりのキャラに変身し、元の居候先に帰った。
:* アニメ版では、[[ルパン三世]]風の演出が見られた。
; トリミ
: 声 - [[田中敦子 (声優)|田中敦子]]
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: アニメオリジナルキャラ。モンスタータイプ。正式名称は「のっぺりサムくん」。まだキャラが普及していない30年前に居候をしていた。駄洒落が好きで、居候先の少年(カッちゃん)と一緒に2人だけの合言葉をいくつも作っていた。
; ムクチ
: コミックス2集モジャモジャ大捜索、5集はじめの一歩に登場。[[アシカ]]タイプのキャラ。正式名称は「足利ムクチ」。無口でほとんどしゃべらない。
: さりげなく困っている人を助け、どこからともなく便利な道具を出す。その為、居候先の人だけではなく周りの人からも好感を持たれている。はじめの一歩には1コマのみ登場。
; のむらみみ(野村美々)
: 声 - [[清水育子]]
: コミックス2集モジャモジャ大捜索に登場。「[[みつばちマーヤの冒険|みつばちマーヤ]]」似の[[ミツバチ]](昆虫)タイプのキャラ。正式名称は「みならえ!のむらみみ(野村美々)」。のらみみと名前が似ている為、キャラ箱に自分宛の品をのらみみに渡されてしまう。
; ニゴロ
: 声 - [[こやまきみこ]]
: コミックス3集パラレル送別会に登場。[[饅頭|まんじゅう]]タイプのキャラ。正式名称は「くりまんじゅう・ニゴロ」。1体だけ存在している訳では無く、数体に分裂しているがすべて含めて1体のキャラである。意識もつながっており、食事も一部の個体が摂れば全体に行き渡るらしい。気が弱く、居候先の少年(サト司)にお別れの時期が近いことをなかなか言い出せずにいた。
:* 「分裂する[[栗饅頭]]」というモチーフは原が敬愛するドラえもんにも登場(てんとう虫コミックス17巻収録『バイバイン』)しており、それに影響を受けたものと考えられる(タイトルの『パラレル送別会』も、藤子の短編『パラレル同窓会』のリスペクトである可能性が高い)。
; メリィー
: 声 - [[本名陽子]]
: コミックス5集魔女っ娘メリィーちゃん・前編』『」「魔女っ娘メリィーちゃん・後編に登場。[[魔法使い]]タイプのキャラ。正式名称は「魔女っ娘・メリィー」。外見上は人間とほとんど見分けがつかないが、キャラなので人間の恋愛感情を理解することはできず、小学校高学年になった居候先の少年(夏目シゲル)が示す複雑な態度を、本当に嫌われていると思い悩んでいた。使える魔法は「キラキラする魔法」のみ。
; グモーラモ
: 声 - [[谷古美玲]]
: コミックス5集魔女っ娘メリィーちゃん・後編に登場。[[ミジンコ]]タイプのキャラ。正式名称は「でかミジンコ・グモーラモ」。居候先の少年(ヌマジ栄作)同様、「ぐへっぐへっ」と特徴的な笑い方をする。
:* 監督の湖山禎崇が特に気に入っているキャラだという。
; トリメガネ
: 声 - [[間島淳司]]
: コミックス3集のらみみ入門・前編』『」「のらみみ入門・後編に登場。トリタイプのキャラ。正式名称は「人間ウォッチング・トリメガネ」。半田が「ニコニコ紹介所」にいたころに出会ったキャラ。常に分厚いメガネをかけている。新しい居候先を見つけるためにニコニコ紹介所を訪れるが、半田の手際の悪さに腹を立てて出て行ってしまう。
; デカメロン
: 声 - [[木村はるか]]
: コミックス3集のらみみ入門・後編に登場。メロン・刑事(果物・ヒト)タイプのキャラ。正式名称は「地球刑事・デカメロン」。半田がニコニコ紹介所にいたころに出会ったキャラ。特撮ヒーローを思わせる外見をしており、テレビ番組にも出演する人気キャラである。客をだましてのらみみのイメージをアップさせ、居候契約を成立させる事を目論み、ニコニコ紹介所の所長がツテを使って呼び出した。ちなみにアニメでは、屋号が「宇宙刑事」に変更されている。
 
==== 第2期 ====
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; 黒丸
: 声 - [[鷲崎健]]
: コミックス5集はじめの一歩、6集くろまるだんごに登場。ペンギンタイプのキャラ。正式名称は「毛根ペンギン・黒丸」太いが柔らかい毛で体表が覆われている。ほとんど日本語に聞こえないほど訛りが強く、しばらくの間一緒にいた者でないと聴き取る事が出来ない。
; ガハク
: 声 - [[松岡文雄]]
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; アカホッペ
: 声 - [[沢城みゆき]]
: コミックス2集歳末大忙しから登場する、りんごタイプのキャラ。正式名称は「白リンゴ・アカホッペ」。秋に居候先とお別れし、しばしの自由を満喫していたが、年の瀬に偶然通りかかったハローキッズ59号店で、新サービスに応募するキャラ達で混雑している様と、そこで働くのらみみに興味を持ち、自分も(のらみみの子分になる事を条件に)ハローキッズで働こうとするが、閉店間際に飛び込みでやってきた客に気に入られ、そこの家庭に居候するためハローキッズを一日で去っていった。性格は大人しく利発で行儀もいいが上記の通り好奇心も旺盛で、また、前の居候先(八百屋)の手伝いで鍛えられたせいかこともあり客あしらいが上手く、上記の通りハローキッズが新サービスに登録するキャラでごった返して暴動寸前の状況だったのを、素晴らしい手際の良さで収めている。
:* アニメ第3話(原作ではコミックス3集に収録)のらみみサンシャインで、ヘイホーコンの下敷きになったのらみみを救出したのはアニメではクマエモンになっているが、原作の方ではアカホッペが救出している。
; ユキノフ
: 声 - [[鈴木晶子]]