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== 概要 ==
脊椎は、体の側面から見ると前後にカーブしているが、これは生理的彎曲という正常な状態である。一方で、正常な状態であれば正面あるいは背面から見ると脊椎はまっすぐに伸びている。しかし、側方(横方向)に彎曲したり、脊椎がねじれている場合があり、これらを脊椎側彎症または側彎症と呼ぶ。脊椎がねじれながら横に彎曲する側彎症、後方に凸に曲がる後彎、側彎と後彎が合併した後側彎症の3つに分けられる<ref name="sekitsui">[http://www.sekitsui.com/9specialist/sp001-html/#03 脊柱手術.com 慶友整形外科病院 副院長・慶友脊椎センター長斉藤正史]</ref>。痛みを伴うことは稀なため初期における発見は難しく、ある程度成長してしまってから気がつく場合が多い。肩やウェストの高さが左右で違うなどの外見上の問題の他、高度の彎曲になると、腰背部痛に加え[[胸]]の圧迫と変形による[[呼吸器]]障害・[[循環器]]障害など内臓にも影響を及ぼし、皮下脂肪型[[肥満]]の女児にも発生
 
日本では、[[乳幼児]]や[[学校]]の[[健康診断]]で[[脊柱検査]]が行われており、[[1980年]](昭和55年)頃よりモアレ検査による検診が普及し、早期発見が可能になった。
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*学童期側彎症
*[[思春期]]側彎症
に細分され、脊椎側彎症の多くが思春期脊椎側彎症<ref name="itabashi3">[http://www.ita.ed.jp/edu/ita3jh/hokendayori/hokendayori23.9.27.pdf]</ref>であることから、[[小学校]]4年生から[[中学校]]3年生までの間が特に注意が必要とされ<ref name="nippon">[http://med-tsuyama.or.jp/sokuwan.pdf 「改訂版知っておきたい脊柱側弯症」から抜粋 日本側弯症学会編 インテルナ出版 2003年]</ref>、およそ1:7の割合で女子に多く、その中でも[[初経]]前後の女子に多く発症する<ref>[http://hyogo-yobouigaku.or.jp/menu01-sekitsui.html 兵庫県予防医学協会・脊柱側わん症]</ref>、やせ形の女子中学生でも発症しやすい<ref>[http://www.asahi.com/articles/ASK2R675NK2RULBJ00F.html やせ形の女子中学生、側湾症に注意 かばんは関係なし] - [[2017年]][[2月26日]] [[朝日新聞]]</ref>。
 
== 健康への影響 ==