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== 転用 ==
[[2011年]][[7月16日]]、[[菅内閣 (第2次改造)|菅内閣]]の[[野田佳彦]][[財務大臣]]は、[[横浜市]]で行われた[[東日本大震災|震災]]復興についての[[ディベート|公開討論]]で、[[たばこ税]]・[[酒税]]の率加算案について、[[タバコ]]と[[酒]]が[[成年|成人]]の嗜好品で、主な課税対象者が庶民であることから、「税制を通じたおやじ狩りみたいなところがある」と述べ、増税に否定的姿勢を示した<ref name="nikkei20110716">{{Cite news |title=野田財務相、たばこ増税は「おやじ狩り」 |newspaper=日本経済新聞 |date=2011-07-16 |author=日本経済新聞電子版 |url=http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS16015_W1A710C1PE8000/ |accessdate=2017-03-02 |location=東京都 |publisher=日本経済新聞社 |language=日本語 }}</ref>。この野田の発言は、[[2005年]][[1月25日]]、[[第2次小泉内閣 (改造)|小泉内閣]]が[[第三のビール]]の増税案を[[第162回国会]]に上程したことについて、当時野党議員だった野田が、[[衆議院]][[本会議]]の[[代表質問]]で[[小泉純一郎]]に対して「税制のおやじ狩り」と述べた政治姿勢と同じで、一貫したものであった<ref name="syugiin162-20050125">{{cite conference |url=http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/162/0001/16201250001003.pdf |title=第162回国会衆議院会議録第3号 国務大臣の演説に対する野田佳彦君の質疑 |author=衆議院 |date=2005-01-25 |conference=衆議院本会議 |editor=衆議院事務局 |booktitle=官報号外 |publisher=独立行政法人国立印刷局 |location=東京都 |page=9 |format=PDF |accessdate=2017-03-02 |quote=第三のビールの増税、ねらいを定めてヒット商品に税金をかけようとしている動きについてお尋ねをしたいと思います。酒税の中期的な整理は私は必要だと思います。でも、苦労して商品開発をして、ようやく市場に商品が出てヒットした途端に増税を行うというのは、これは長良川のウみたいなものです。一生懸命に水の中に潜って、そして魚をとってきて、やれやれ、きょういい仕事をしたなと思ったら、その途端に成果を横取りされるのでは、企業の開発意欲は失われてしまいます。商品開発は、奨励すべきものでありますが、ペナルティーを与えるものではありません。定率減税の半減という増税と相まってお酒の税まで上げられてしまっては、これは税制によるおやじ狩りと同じであります。まさにそうしたことのないような慎重な対応を私は求めたいと思います。(拍手) |language=日本語 }}</ref>。
2011年7月、時の財務大臣[[野田佳彦]]が、[[たばこ税]]・[[酒税]]の率加算案を、タバコと酒が成人の嗜好品であることから同様に評したことがある。
 
== 脚注 ==