「ヤマハ・DXシリーズ」の版間の差分

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: [[1983年]]5月発売。同時発売されたDX7の[[廉価版]]。DX7と筐体を同じにした61鍵、16音ポリフォニックだったが、オペレーター部を4に減らし、イニシャルタッチも省略されていた。上位機DX7が抜群にコストパフォーマンスが良かったため、価格差わずか6万円(価格18万8千円)の廉価版という存在は霞み、DX7ほどの人気は得られなかった。4オペレーターモデルながらエンベロープを6オペレーターモデル同様の方式で設定できたレアモデル。
; DX1
: [[1983年]]12月発売。DX7の音源を2系統装備し、73鍵木製鍵盤を装備した機種。任意の鍵盤で音色を左右に分割(16音+16音)する「スプリットモード」、2種類の音を重ねる「デュアルモード」(16音×2)を装備。DX7、DX9よりも先行して企画と開発がなされていた。また音質が良くても音色がよくないという評判もありDX7のノイジーな音の方が良いと言われていたこともある。さらにDX1とDX5はDX7とは音量を操るアナログ系のパーツに違いを持っており、『DX7とは音が違う』とプロの方々はよく話していたことがある。最終的には他のDXシリーズよりは生産数が少なく、DX7ほどの使用と人気は得られなかった。
; DX5
: [[1985年]]発売。DX7の音源(6オペレーター・32アルゴリズム)を2系統にし、鍵盤数を61鍵から76鍵にした機種。64ボイスメモリー・64パフォーマンスメモリーを内蔵。機能的には上記のDX1の後継機種といえる。価格はDX1の3分の1に抑えられていた。DX1同様に音質が良くても音色がよくないという評判もありDX7のノイジーな音の方が良いと言われていたこともある。さらにDX1とDX5はDX7とは音量を操るアナログ系のパーツに違いを持っており、『DX7とは音が違う』とプロの方々はよく話していたことがある。最終的には他のDXシリーズよりは生産数が少なく、DX7ほどの使用と人気は得られなかった。