「ユビキタスコンピューティング」の版間の差分

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→‎マーク・ワイザーの提唱: 出典に書いてないことを書きすぎ。あと出典の文脈もちゃんと考えよう
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ユビキタスコンピューティングは、[[パロアルト研究所]]の[[マーク・ワイザー]]が[[1991年]]の論文[http://www.ubiq.com/hypertext/weiser/SciAmDraft3.html "The Computer for the 21st Century"]で、コンピューターが「環境にすっかり溶け込み消えてしまう」という[[ユーザーインターフェイス]]のあり方を示す用語として使われた。
 
なお、後に(2002年)[[石井裕 (コンピューター研究者)|石井裕]]は「辞書的な意味が転じて、日本のメディアでは『いつでも・どこでも』ネットアクセスできる多様性に富んだモバイル・コンピューティングという意味で使われているように見え」「ユビキタスの文脈は今ひどく混迷している」と評している<ref>[http://www.ht.sfc.keio.ac.jp/~kaz/21st_century/UbiCompHI.pdf 石井裕「特別寄稿 ユビキタスの混迷の未来」]</ref>(ただし、ヒューマンインタフェース学会の学会誌への寄稿という文脈においてそのように書いたものであり、ヒューマンインタフェース研究という文脈がある)。
 
また、「あらゆる場所であらゆるモノがネットワークにつながる」ことは[[ユビキタスネットワーク]]と呼ばれるようになった。ユビキタスコンピューティングやユビキタスネットワークが広まった当初はおもに、[[移動体通信]]や[[無線]]などにより[[携帯電話]]や[[携帯情報端末]](PDA)などの持ち運び可能な機器を[[コンピュータネットワーク]]と接続することが想定された。