削除された内容 追加された内容
Thirteen-fri (会話 | 投稿記録)
Momijiro (会話 | 投稿記録)
m citeタグ除去
53行目:
; 日本の船舶の船名
: 日本では[[船舶法]]により、船首両舷と船尾に船名を表示することが定められており、各国の同等法規においても同様である。
: 日本には船名の最後に「丸」を付ける慣行がある。旧船舶法取扱手続第1条では日本の従来からの慣行をふまえて日本の船には船名の末尾になるべく「'''丸'''」を付けるように勧告されていた<ref><cite>「船舶ノ名称ニハ成ルベク其ノ末尾ニ丸ノ字ヲ附セシムベシ」</cite>としているので付けなければいけないわけではない</ref>。この船舶法取扱手続は[[2001年]]に廃止されたが、従来からの慣行により現在でも多くの日本船が「丸」を船名に付けている。ただ、[[フェリー]]船や外航船では「ジャパン・コスモス」「ペガサス」「あめりかん はいうえい」など「丸」を付けない船名も存在しているほか、[[海上自衛隊]]や[[海上保安庁]]の艦船は丸をつけていない(例 : 所属は[[文部科学省]]だが運用は海上自衛隊が行っている[[南極観測船]]など)。
: なぜ日本の船にだけ「丸」が付くようになったかという起源については、いくつかの説があるが、いずれも決定的なものは定まっていない。海外では日本の船を「'''Maru ship'''」と呼ぶことがあるが、日本での[[マルシップ]]とは「外国人船員が配乗されている日本船」を指す<ref>[https://www.jsanet.or.jp/glossary/wording_txt_ma.html 日本船主協会:海運用語集]</ref>。
: 日本では山や川などの地名を付けることが多く花の名前なども付けられるが、「[[ナッチャンRera]]」のような愛称を除けば、欧米のようなそのままの人名を付けることは少ない。「[[日石丸]]」「第七全購連丸」「第十とよた丸」「日産丸」のように日本の会社名をそのまま付ける例も多くなってきている。