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[[1751年]]に初版発行した『[[百科全書|百科全書、または学問、芸術、工芸の合理的辞典]]』に収録。
== 紹介 ==
序論第一部は、学門の系統を対象とし、第二部は学芸復興(ルネサンス)以来の人間精神の進歩の歴史を対象としている。第二部の終わりで、[[ドゥニ・ディドロ|ディドロ]]が、[[1750年]]に発行した『趣意書』に訂正と追加をしたものが加えられている。<br />百科全書序論は単なる『百科全書』の紹介にとどまらず、人間知識の哲学的考察並びに当時の学問、芸術、工芸の状態とその歴史を叙述したものであり、[[啓蒙時代]]の精神を知るうえでも重要な古典である。
 
== 内容 ==
=== 第一部 ===
第一部ではまず序論が進む筋道を説明する。『百科全書』の目的が二つあり、一つは「百科全書」として、人間知識の順序と連関とをできるかぎり明示すること、二つめは、「学問、芸術、工芸の合理的辞典」として各学問および各技術について、それの土台たる一般的諸原理、およびそれの本体と実質をなす最も本質的な細目を含んでいることと述べる。そのために諸知識の系統と家系を吟味することが必要と述べている。これが第一部の目標である。
 
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* d'Alembert, Jean Le Rond. Preliminary Discourse to the Encyclodpedia of Diderot. Trans. Richard N. Schwab. Chicago: The University of Chicago Press, 1995.
 
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