「孔雀石」の版間の差分

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孔雀石の名は微結晶の集合体の縞模様が[[クジャク|孔雀]]の羽の模様に似ていることに由来する。英語起源のマラカイトなど欧語表記は[[ギリシア語]]([[アオイ科]]の植物の名称)に由来する。
 
孔雀石は紀元前2000年ごろの[[エジプト]]ですでに宝石として利用されていた。当時のエジプト人は[[ラピスラズリ]](青)や[[紅玉髄]](赤)などと組合せ、特定のシンボルを表す装身具に用いられた。現在でも、美しい塊は研磨して[[貴石]]として扱われ、アクセサリーなどの宝飾にも用いられるが、[[モース硬度]]3.5-4と柔らかい鉱物であることから、硬度7以上を定義とする[[宝石]]には合致しない。
 
[[銅鉱石]]として利用されたこともあるが、現在では高品位の銅鉱石と競争できないため、ほとんど使われていない。