「体操競技」の版間の差分

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===難度===
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'''体操競技'''で'''難度'''は技や[[運動]]の難しさの程度を言う。跳馬を除き、男子はA~H、女子はA〜Iまであり、7または9段階に分類されそれぞれ0.1~0.7または0.9点が配点されている。そして男子は10個の技の点の合計が、女子は8個の技の点の合計が難度点(Difficulty Value)になる。演技価値点すなわち'''Dスコア'''(Difficulty)は難度点と構成要求(最大2.0)と組み合わせ加点の合計からる。り、これに演技のできばえを示す'''Eスコア'''(Execution)が加えられ最終得点が出されとなる。本来難度はA~Cの3段階に分類されていたが、技術の進歩により[[1985年]]にはD難度、更に[[1993年]]にはE難度が導入された。しかしそれらをも上回るものが出てきたため、[[1998年]]から一時的に[[スーパーE]]が導入された後、[[2006年]]の規則改正に合わせてF難度、G難度が導入された。さらに[[2013年]]から採用される採点規則において、女子には新たにI難度が創設された。現在では難度が高い技ほど[[得点]]がのびやすいため難度の高い技を行う選手が増加している。
 
日常会話で使用され、「とっておきの大逆転技」という意味で用いられる'''ウルトラC'''であるが、[[1964年]]の[[前東京オリンピック|東京オリンピック]]で体操競技の強化委員を務めた[[上迫忠夫]]が、五輪前年の強化合宿で取材に答えて発し、これを[[デイリースポーツ]]が報じたのが初出とされる<ref>『デイリースポーツ三十年史』デイリースポーツ社、1978年、P49。</ref>。上記のように当時の難度はA,B,Cしかなく、当時の最高難度であったC難度よりもさらに難しい技という意味で使用されたとされるが、上迫の意図はむしろ「本来C以上のものもCに含まれていた」ため、そのようなものを区別するためにこの言葉で表現したという。
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'''難度'''
:技ごとにA~Gまでの難度が設定されており、A・B・C・D・E・F・Gの順に0.1~0.7の価値点があり、男子は終末技の他に9技まで、女子は終末技の他に7技まで、難度の高いほうから順に技を選ぶ(一つのグループで4技を超えて実施されていた場合は4技までしか取ることはできない)
 
'''組み合わせ加点'''
:男子はゆかと鉄棒のみにあ(つり輪は2009年に削除された)、女子は段違い平行棒、平均台、ゆかにある。
:男子の場合、床ではD難度以上の宙返り技と他の宙返り技を組み合わせることによって得られる。双方がD難度以上場合は0.2、片方の場合は0.1である。また、双方にまたがって加点を得ることはできない
:前方2回ひねり→前宙(D+A)加点0.1
:後方2・1/2ひねり→前方2回ひねり(D+D)加点0.2
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'''跳馬の場合'''
:男女とも跳馬の場合は技ごとに価値点が決まっていて価値点が直接Dスコアとなる。
:ちなみに2009年よりDスコアが7.0を越す技が出てきている。