「風の名はアムネジア」の版間の差分

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ま魚 (会話 | 投稿記録)
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: 元々は対暴徒鎮圧用に作られたロボット。「アムネジア」によって操縦していたパイロットが死んだが、自動操縦装置が作動し、[[サーモグラフィー]]や[[グローバル・ポジショニング・システム|GPS]]という追尾システムを駆使して記憶を失い野獣と化した人間を攻撃している。
; 大男
: 生体研究所で人体実験の手術を受けているさなか、「アムネジア」によって手術台に縛られた状態で放置された。それ原因で暴走し人々を襲っている、体を身にコード纏っている男。念力で人を吹き飛ばしたり、地面を持ち上げることができる能力を持つ。ジョニーと対峙していたが、投石によって気がワタルの方向へ向いた隙にジョニーに射殺される。
; 砕き飲み干すモノ
: 元々は都市開発用に造られたロボット。複数のアームやいかなる地形・建物も平坦にするキャタピラ、さらに岩石破砕用レーザーを備えるなど戦闘能力が高い。ガーディアンと違い自動操縦はできず、また電源供給もコードを伝って受けている。
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== 映画 ==
[[1990年]][[12月22日]]公開。現在は[[DVD]]や[[バンダイチャンネル]]等で視聴することができるほか、[[サウンドトラック]]も発売されている。
 
=== あらすじ ===
199X年、[[ジープ]]でアメリカ大陸を旅しているワタルは荒廃した夜中の[[サンフランシスコ]]を走行中に言葉を聴く。そこへ向かうとガーディアンと呼ばれるロボットが記憶を無くした人間の集団を殺していた。ワタルはガーディアンと対峙し窮地に陥るが別の声が聞こえ、その指示通りにガーディアンを撃ち抜く。ワタルはその声の主であるソフィアが自分以上の知識を持っていることに驚き、アムネジアの風が吹く前後のこと、大男との対決とジョニーとの出会い、現在世界がどのような状況に陥っているか、ジョニーとの別れと旅立ちなど、これまでの経緯をソフィアに語り始める。ワタルとソフィアは共に旅をすることになったが、ソフィアは目的地のニューヨークまでに新たに仲間を作れるかという賭けを提案する。理由は定かではないが、ワタルはそれに同意する。
 
次の訪問地[[ロサンゼルス]]でワタルは追っ手に追いかけられていたスーと追っ手により負傷したリトルジョンを助ける。ソフィアの能力によりスーとリトルジョンの2人がなぜ追いかけられていたのかを知り2人を旅の仲間に加えようとするが、2人はワタルが祝い品を探しに行った隙にソフィアに保安官のバッジと写真を渡しその場を去る。後を追ったワタルは生け贄として捕らえられたスーを助けようと単身乗り込んだリトルジョンと住民との混乱に乗じて潜入に成功し、スーを助けようとするがスーは暴走した砕き飲み干すモノの攻撃によって命を落とす。ワタルは残されたリトルジョンに武器や道具の使い方を教え、リトルジョンが新たな集落の長になった姿を見届けてその場を去る。