「メリダ・インダストリー」の版間の差分

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== 生産技術 ==
アメリカの自転車ブランドの[[OEM]]生産を多く手がけるかたわら、自社[[ブランド]]の開発にも力を注いでいる<ref>アメリカのシュウィンとキャノンデールが倒産し、OEMを依託されていた顧客を失ったことが、自社ブランドの立ち上げに繋がった。自社工場を持たないブランドであるドイツのセンチュリオンと提携(後、メリダグループ傘下に)し、設計をドイツ、製造を台湾に分担する形となった。</ref>。優れた製造技術を持ち、世界でも稀な[[マグネシウム]][[フレーム (自転車) |フレーム]]の製造を行っていたこともあり、カーボンやアルミニウムの加工も独自の技術で世界をリード、品質の安定化にフレームの量産にロボット溶接や、自動化された静電塗装技術がとり入れられている。
 
ライン工程には、ある一定の技術試験にパスした資格者のみその高度な工程に携わる事が可能な徹底したシステムで管理されている。[[1992年]]に[[日本]]に[[事務所]]を構え、1993年[[ブリヂストンサイクル]]と提携し、2009年の低価格帯モデルまで販売はブリヂストンサイクルが行っていた。2010年モデルからは[[ミヤタサイクル]]がハイエンドモデルの販売も行う。
 
== メリダ・チーム ==
MULTIVAN MERIDA BIKING TEAMはマウンテンバイクの世界トップクラスのチームで、女子XCアテネ五輪の金メダリストにして、世界選手権XCOを5回制したガン・リタ・ダールや、2007年のマラソンXC世界選手権を制したラルフ・ナフそして2010年のXCO世界チャンピオンで、3度のオリンピック入賞経験を持つホセ・ヘルミダを抱える。
 
日本でも2012年からMIYATA-MERIDA BIKING TEAMが始動。国内トップクラスの[[斉藤 亮]]選手をエースに、2012年ジャパンシリーズでは自己ベスト6位になる[[井本京吾]]選手の活躍によってMTB界を盛り上げている。斉藤 亮選手は、2012年9月現在の個人総合と、チームでのナショナルポイントランキングで1位となっている。
 
さらにMERIDAは、2013年1月1日をもって[[UCIワールドツアー]]に参戦することを発表。これまで輝かしい戦歴を収め、日本でも高い人気を誇るUCIプロチーム「ランプレ(Lampre)」と、今後3シーズンの間、MERIDAの超軽量ハイエンド機材をチームに供給し、「チーム・ランプレ・メリダ(Team Lampre-MERIDA)」としてUCIワールドツアーで戦っていくことに合意し、既に正式契約を締結。剛性・軽量・振動吸収性を高い基準を満たした最新鋭の機材“SCULTURA SL”スクルトゥーラ エスエルで参戦を発表。
 
Team Lampre-MERIDAは、ジロ・デ・イタリア、ブエルタ・ア・エスパーニャ、ツール・ド・フランスといった世界ビッグレースに参戦するのみならず、優秀な成績を上げることができると期待されている。加えて、世界のエリートライダーの要求に応えることの出来るタイムトライアル用バイクを新開発しており、2013年初頭には発表予定。更にチーム用特別仕様バイクとしてパリ・ルーべに代表されるパヴェ(石畳)を走るクラクレース用、あるいはスプリンター向けのエアロダイナミックスモデル等も投入すると発表。
 
また日本限定で販売されているJAPAN MODELも販売。例えば低価格帯のクロスバイクに英式バルブのタイヤチューブが用いられているなど、初心者にも扱い易いモデルの開発も取り組んでいる。