「両界曼荼羅」の版間の差分

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大黒屋 (会話 | 投稿記録)
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===金剛界曼荼羅===
日本で一般的に用いられる金剛界曼荼羅は、『[[金剛頂経]]』に説かれる二十八種の曼荼羅のうち、「金剛会品」の曼荼羅6種、「降三世品」の曼荼羅2種、『[[理趣経]]』の曼荼羅を加えて「九会(くえ)」としたもので<ref>田中,1987,p.93</ref>、成身会(じょうじんえ)、三昧耶会(さまやえ)、微細会(みさいえ)、供養会、四印会、一印会、理趣会、降三世会(ごうざんぜえ)、降三世三昧耶会の九会(くえ)から成る。これはひとつの曼荼羅の9つのブロックと考えるよりも、9つの曼荼羅の集合体と考えるべきものである。
[[Image:Kongokai.jpg|thumb|190px|right|九会から成る金剛界曼荼羅]]
[[image:Mandala of Vajradhatu.JPG|thumb|[[チベット仏教]]の金剛界曼荼羅<br />成身会一会のみから構成されている。]]