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'''ケルチ海峡'''（ケルチかいきょう、{{lang-ru|'''Керченский пролив'''}} <small>キェールチェンスキイ・プラリーフ</small>、[[ウクライナ語]]:'''{{lang|uk|Керченська протока}}''' <small>ケールチェンスィカ・プロトーカ</small>）は、[[黒海]]と[[アゾフ海]]を結ぶ[[海峡]]である。西は[[ロシア|ロシア連邦]]領の[[クリミア半島]]、東には[[ロシア|ロシア連邦]]の[[タマン半島]]（タマニ半島）がある。

主要港には、クミリア半島側の[[ケルチ]]、東岸ロシア側の[[ノヴォロシイスク]]などがある。

=== 連絡橋とフェリー ===

[[独ソ戦]]時に[[コーカサス]]へ侵攻する[[ナチス・ドイツ]]が1943年に建設を開始し、[[ソ連]]が完成させたものの、1945年に崩落した<ref>{{cite news |title=ロシア、クリミアへ橋建設(ボーダー　国境でいま3)|newspaper=[[日本経済新聞]] |date=2014-10-10}}</ref>。ロシアはかつてウクライナと架橋に合意したものの、2014年に制圧したクリミアの実効支配を強めるため、渋滞が慢性化している[[フェタマン半島とケルチを結ぶ「クリー]]航路に代わる全長6kmの鉄道・道路併設ミア大橋の建設事業」を独自2016年2月に着手起工した。2300総工費は2280億[[ルーブルを投じて]]。長さは19kmで、片側2車線の自動車道は2018年末まで、複線の鉄道橋は2019年の完成を目指すが、独ソ戦している。2017年3月時の地雷に点では、タマニより工期延長や費用増加北にあるチュシカ港とケルチを結ぶ[[フェリー]]が懸念され1時間半に1便出ており、30分で両岸を結んでいる<ref>{{cite news |title=ロシア読売新聞2017年3月19日朝刊「露、クリミアへ橋建設(ボーダー　国境でいま3)|newspaper=[[日本経済新聞]]土化着々 |date=2014-10-10}}併合から3年 海峡越えの大橋」</ref>。