「古ラテン語」の版間の差分

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このうち、[[C]] は [[Γ]] ([[ガンマ]])の異体形で <nowiki>[g]</nowiki> の音を表し、[[I]] は <nowiki>[i]</nowiki> と <nowiki>[j]</nowiki>、[[V]]<ref>ラテン語は/v/の発音およびそれを表す文字を持たなかった。後なってラテン文字[[V]]が/v/の発音を表すようになった。</ref> は [[Υ]] ([[ウプシロン]])の異体形で <nowiki>[u]</nowiki> と <nowiki>[w]</nowiki> の音価を持った。五つの母音字(A, E, I, O, U)は長短両方を表したが、文字の上で長短の区別はなかった。
 
[[紀元前3世紀]]になると[[エトルリア語]]の影響で <nowiki>[k]</nowiki><ref>エトルリア語の影響で、「CE(/ke/),CI(/ki/),CO(/ko/),QV(/kw/),CAもしくはKA(/ka/)」と綴り分けされるようになった。</ref> の音は次第に [[C]] で表すようになり、[[K]] はごく少数の語中で KA として残った。また <nowiki>[g]</nowiki> の音を区別して表すためにそれまでの[[C]]から新たな [[G]] の文字が作られ、[[アルファベット]]の7番目の位置に置かれた(それま [[Z]]<ref name="Z" />取り除かれ、その位置に置かれた
 
[[ファイル:Forum inscription.jpg|thumb|150px|right|古ラテン語碑文、但し1列は右から左、2列目は左から右、3列目は再び右から左へと交互に表記されている。]]