「第3世代移動通信システム」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
MomijiRoBot (会話 | 投稿記録)
m Bot: *IMT-DS [​[W-CDM…DPA]​](バンド9)<br> → *IMT-DS [​[W-CDM…C-HSDPA]​](バンド9),*[​[LTE]​](バンド3)<br> → *[​[LTE]​](バンド3), Removed break in list line's end ∵Check Wikipedia #54
1行目:
'''第3世代移動通信システム'''(だいさんせだいいどうつうしんシステム)とは、[[国際電気通信連合]] (ITU) が定める「'''IMT-2000'''」 (International Mobile Telecommunication 2000) 規格に準拠した通信システムのこと。ITUは5種類の地上系通信方式と6種類の衛星系通信方式を1999年に勧告した。日本の例では、[[NTTドコモ]]や[[ソフトバンクモバイル]]、[[ー・アクセス]]([[イー・モバイル]]が採用しているW-CDMA方式(欧州では[[UMTS]]方式と呼ばれる)や[[KDDI]]・[[沖縄セルラー電話]][[連合]] (の「[[au (携帯電話)|au]]) が採用している[[CDMA2000 1x]](CDMA2000 1xRTT、当初は[[CDMA2000]])方式がある。ITUでは、2007年11月現在、世界100か国以上の700を超えるネットワークで8億以上の加入者が存在するとしている。一般的に[[英語]]の「'''3'''rd '''G'''eneration」から、「'''3G'''(スリージー)」と呼ばれる。
 
== 概要 ==
95行目:
}}</ref>、UMTSも同バンドでの運用が可能となった。900MHz帯は2GHz帯などの高い周波数帯よりもカバレッジの面で有利であり、より少ない額のインフラ投資でUMTSを導入できると言われている。欧州の関連企業団体 Global Mobile Suppliers Association (GSA) がまとめた調査によれば、欧州を含めて既に20か国以上で900MHz帯(または850MHz帯)でのUMTS運用の許可が可能なように法整備がなされており、18か国で実際に運用が始まっているか、予定されているという。
 
日本では、2001年にNTTドコモが世界に先駆けて3G (W-CDMA) の商用サービスを開始し、翌年にはKDDIグループとJ-PHONE(現在のソフトバンクモバイル)が続いた。[[モルガン・スタンレー]]が発表した調査報告によると、2008年現在、域内の3G普及率は84%と高い水準となっている<ref name="www.morganstanley.com">{{cite web
|url=http://www.morganstanley.com/institutional/techresearch/pdfs/2SETUP_12142009_RI.pdf
|title=The Mobile Internet Report Setup
101行目:
|work=Morgan Stanley (December 15, 2009), slide 26
|accessdate=2010-09-02
}}</ref>。この調査報告によると、次いで普及率が高いのは北米地域の29%と欧州の25%となっている。
 
== 日本の状況 ==