「ザナドゥ (ゲーム)」の版間の差分
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|title=「ザナドゥ・ネクスト」- レビュー
|accessdate= 2008-12-16
}}</ref>。また、翌年の[[1986年]]に本作品と[[システム]]を共用する直接の続編(もしくは追加シナリオ)として'''ザナドゥ・シナリオII'''がリリースされた
本項ではシナリオII、その後発売された移植版、リメイク版、派生作品についても解説する。
== ゲームシステム(ザナドゥ) ==
=== ゲームフロー ===
自由落下が表現された[[サイドビュー]]マップ上での、ブロック単位移動を基調とする。敵キャラクターとの[[シンボルエンカウント]]によって戦闘画面に切り替わり、[[ビュー|トップビュー]]のドット単位
=== レベル構造 ===
通常の塔は個別に完結した構造としてデザインされているが、ひとつのレベル内の塔はプログラム的に連結構造として処理されている。このため、ある塔
塔
=== 熟練度 ===
熟練度は以下の方法で増加させる事が可能であり、一度増加すれば減少しない。
* 敵を武器または魔法で攻撃することで、攻撃に使った武器または魔法の熟練度が上昇し、敵に与えるダメージが大きくなる。▼
* 敵の攻撃をいずれかの方向から受けることで鎧の熟練度が上昇し、敵から受けるダメージが減少する。▼
* 敵の攻撃を正面から受けることで盾の熟練度が上昇し、同じく敵からのダメージが減少する。▼
* 敵の魔法を受ける事によって、盾および鎧の熟練度が同時に上昇する。▼
* アイテムを使用することでアイテムの熟練度が上昇する。ポーションは回復量が増加し、効果が一定時間持続するアイテムは持続時間が長くなるなどの効果がある。▼
* 拾う事で装備中の武器・魔法の熟練度を直接上昇させる事の可能なアイテムが存在する(それぞれ、Magic GrobeおよびRod)。▼
=== 有限要素の管理 ===▼
本作品のシナリオIにおける敵およびアイテム数は有限であり、戦闘などにおける乱数要素も極力廃されている。ゲームクリアを目指すプレイヤーはアイテムの利用方法を常に取捨選択しなければならず、ゲームデザイン用語としての'''[[リソース]]管理'''や、'''[[トレードオフ]]'''の概念が必然的にプレイヤーにも適用される。▼
* アイテムを使用することで、アイテムの熟練度が上昇する。
熟練度が上昇すると、以下の効果が得られる。
* 鎧または盾の熟練度が上昇すると、敵から受けるダメージが減少する。
** 熟練度を増加させるアイテムをゲームの序盤で取り過ぎると、終盤で必要となる武器や魔法の熟練度を上げる事が困難になる。▼
** 敵と接触すると、1~9匹の敵と戦闘することになる。その最後の敵を武器で倒すとアイテムが出現する。魔法で倒すとアイテムは出現しない。そのため、容易に敵を倒せる集団攻撃魔法を使うと、アイテムが取れないことが多い。▼
** 各レベルで出現する敵は、通常4回倒すと二度と出現しなくなる。出現する4回の敵はそれぞれ能力値や持っているアイテムが異なる場合がある。特に最初は容易に倒せるのに、3回目や4回目の敵は格段に強くなっている場合もある。▼
▲=== 有限要素の管理 ===
** 塔の中の敵は一度倒すと二度と出現しなくなる。▼
▲本作
:* 極端に数の少ないアイテムが存在するため、使用を意図的に制限する必要がある。
** 冒険を円滑に進行させるためにはキャラクターのレベルアップによるHPの増強が必要とされるが、同時にFoodの消費量も増大する。▼
** 経験値を蓄積するためには敵を倒す必要があるが、後に入手する武器防具の育成のために敵を残しておく必要がある。しかし序盤に敵を倒さなければ高価な武器防具は購入することができない。▼
▲
** ボスキャラや重要アイテムなどが置かれている塔の中を探検するには鍵を消費する必要に迫られるが、鍵の値段はレベルアップに伴い上昇するためキャラクターが低レベルの時期に買いだめするのが望ましい。しかしながらレベルが低いと敵を倒すことが困難で、購入資金を集めるためにレベルを上げざるを得ない。▼
:* 塔の外では、同じモンスターは通常4回出現し、すべて倒すと二度と出現しなくなる。
▲:**
; トレードオフの例
▲
▲
このように多数の要素の管理能力がゲームクリアの瞬間まで問われる。一般的な[[コンピュータRPG]]の解法としての繰り返し型攻略や、アイテム蓄積による[[パワープレイ]]が強く制限されるため、[[詰将棋]]や[[パズルゲーム]]と似た難易さが生じている。反面、要素を数理的に捉え管理することで、ザナドゥを[[シミュレーションゲーム]]として遊ぶ方法論も提示されている(「ザナドゥ・データブック」)。
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=== カルマ ===
カルマは「本来倒すべきではない敵」を倒してしまった場合に増加する。また、本作ではセーブ時にGoldを消費するが、十分な金額を持っていない時にセーブしても増加する。ただし、レベル間の移動時やボスキャラ挑戦時などで行われる自動セーブはGold消費・カルマ増加
カルマはブラックポーション(HPを半減させる毒)を取ることで、5ずつ下げることができる。
===
ザナドゥのタイトル・ロゴ案のひとつに『[[ゼビウス]]』のタイトル・ロゴ風のものが存在しており、こちらの「[[ゼビウス#登場キャラクター|アンドアジェネシス]]」は巨大キャラクターの表現として先駆的なものである。
これは初代ザナドゥのキャラメイク時に、特定のキャラクター名で開始した場合にすべてのアイテムを255個持った状態でスタートできたり、ある特定のカリスマ値に設定した場合、隠し要素である「謎のアイテムショップ」を利用することで、大量のアイテムを持った状態でゲームをスタートすることが可能になっていたことの反省から生まれたものとされている(特定のカリスマ値でゲームを有利に展開出来るのはFM-7版のみ)。特にシナリオIIはスタート地点の両脇に逆さつららが配置されており、これは事実上の「アイテムショップ封じ」と目されている<ref>実際にはMantle, Silver-Rose, Winged Bootsのいずれかを使用することで回避可能である。</ref>。▼
▲ザナドゥの敵キャラクターのうち、塔の深部に配置されたボスキャラクターは通常の敵キャラクターの3x3体分の大きさで描画され、視覚的に巨大な印象を受ける。「デカキャラ」等と称されたこれらはザナドゥのリリース時期においては斬新な表現であり、セールスポイントのひとつとして広く喧伝された。ザナドゥのタイトル・ロゴ案のひとつに『[[ゼビウス]]』のタイトル・ロゴ風のものが存在しており、こちらの「[[ゼビウス#登場キャラクター|アンドアジェネシス]]」は巨大キャラクターの表現として先駆的なものである。
=== 本作品の影響 ===
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発売日は最も早い。ザナドゥの開発は[[X1turbo]]上で行われ<ref>http://togetter.com/li/229082</ref>、これをオリジナルとして各機種への移植が行われた。既に[[フロッピーディスクドライブ]](FDD)が普及しており、ザナドゥの媒体は[[フロッピーディスク]](FD)2枚組であった。
要望が多かったため、X1版にはFD媒体の他に[[カセットテープ]]媒体も用意された。X1のデータレコーダは他機種に比べ読み取り速度性能が2 - 3倍で、コンピュータ側からデータレコーダの動作を制御して擬似ランダムアクセスが可能だった。しかし
=== PC-8801mkII SR版 ===
雑誌の記事などはほとんどが88版をベースに紹介していた。店内のグラフィックなどが他機種と若干異なっている。DS ][-MASTER など裏ネームは88版しか使えなかった。8801/mkII用
後述するザナドゥ30周年記念版「ザナドウ コンプリートコレクション」には、この
=== PC-8001mkII SR版 ===
PC-8801mkII SR版をベースに作成されている。ハード的な違いはほとんど無い為、短期間で作成された(雑誌のインタビューで
=== FM-7/77版 ===
BGMはFM音源ボードに対応してい
=== PC-9801版 ===
ゲーム内のウェイトを変えることができるコマンド(CTRL+W)があった
シナリオIIではFM音源に対応し、クロック周波数に応じてウェイトもかかるようになった === MSX2版 ===
FD媒体である。PC-98・X1版を元にグラフィックを含め他機種版に忠実な[[移植 (ソフトウェア)|移植]]であるが、ハードウェア性能差により横の解像度が半減され、タイリングによる中間色表示がアナログパレットに置き換えられた。画面レイアウトも変更され、武器・防具・アイテムの名称がほぼ全て簡略化されているなどの相違点がある。
[[コントロールキー|Ctrlキー]]を押しながら起動すると1ドライブモードになるが、セーブポイント毎にユーザーディスクの挿入が必要となる。ディスクアクセスの遅さや音楽が負荷に応じて遅くなる等の技術的な問題も存在した。 [[MSX・FAN]] [[1994年]]12月号のスーパー付録ディスクに付録として収録された。
=== MSX版 ===
最後発の
MSXの全機種で動作し、全体的に処理速度が速く動作も安定している。システム面も武器・防具・アイテムの所持数・経験値が他機種版(MSX2版を含む)と比較して容易に確認できるようになり、戦闘シーン・対ボス戦を含め操作性が飛躍的に改良されている。また、パッケージはイラスト([[#ザナドゥ ドラゴンスレイヤー伝説|後述]])が描かれた物となっている。 単一BGMのみの他機種版とは異なり複数のBGMがPSGで奏でられる。この曲は「[[ファルコム・スペシャルBOX]]'91」のDISC3にも収録された。なお作曲は[[石川三恵子]]による。
その他
* トレーニンググラウンドで、Goldでは無くCSTを消費しキャラメイクを行う仕様へ変更。
* 画面左下に装備品のアイコンが表示されるようになった▼
*
* 王との謁見でキャラクターのレベルアップが可能
* スタート地点へ戻ることができる反面、アイテムショップでの価格がインフレを起こす傾向にある(キャラクターレベルが高い状態でアイテムを買おうとすると、アイテムを1個購入するだけで所持している金額のほとんどを要する事態が発生する)。▼
▲* 画面左下に装備品のアイコンが表示されるようになった。
▲* スタート時に王との謁見でもらえるGoldが、他機種版の3500Gから500Gに変更された。
* 画面の色表示が豊かになり、レベル、塔内が多色で表現されている。プレイヤーキャラ、デカキャラ以外のモンスター、ドロップアイテムは白黒の2色表示
* 対ボス戦での背景表示とBGMがボスキャラ毎に異なる。▼
▲* スタート地点へ戻ることができる反面、アイテムショップでの価格がインフレを起こす傾向にある(キャラクターレベルが高い状態でアイテムを買おうとすると、アイテムを1個購入するだけで所持している金額のほとんどを要する事態が発生する)
* エンディングが他機種版とは異なり、スタッフロールと少しずつ朝日が昇っていく画像が表示される。▼
▲* プレイヤーキャラは白黒の2色表示(ただし、装備の有無を含むキャラクターパターンは完全に移植されている)
▲* 対ボス戦での背景表示とBGMがボスキャラ毎に異なる
▲* ラスボス(キングドラゴン=ガルシス)戦では、ボスの吐く炎を浴びた時点で即死する
▲* エンディングが他機種版とは異なり、スタッフロールと少しずつ朝日が昇っていく画像が表示される
== ザナドゥ・シナリ
=== ザナドゥ・シナリオII ===▼
{{コンピュータゲーム
|Title = ザナドゥ シナリオII The Resurrection of Dragon<ref name = yama87205>(ゲームの諸元全般についての基礎資料)山下 (1987) p.205</ref>
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|etc = 「ザナドゥ」の拡張シナリオ
}}
正式タイトルは『ザナドゥ シナリオII The Resurrection of Dragon』(ドラゴンの復活)。
前作で勇者に倒されたはずのキングドラゴン・ガルシスであったが、地下迷宮ではふたたびモンスターたちが勢力を盛り返してきており、ガルシスが復活したとの噂が立ち始めた。王は勇者達にその調査と、魔物達の殲滅を命じた…といったストーリーである<ref>山下 (1987) pp.208-209</ref>。
本シナリオはゲーム開始直後にダメージを受ける地形がある<ref>山下 (1987) p.212</ref>、ケイブをくぐっても従来通り+1 / -1のレベルに移動するとは限らない<ref>山下 (1987) pp.218-219 によれば、+-3レベル移動するケイブもある。</ref>、さらにマップや謎解きも複雑であるなど難易度は向上している<ref>山下 (1987) p.272によれば''「前作より数倍難しい」''との触れ込みであったとのこと。レベル11などは''「この世のものとも思えないくらい究極の難解さ」''であるという。</ref>。▼
キャラクターの作成はオリジナルの「ザナドゥ」のディスクを用いて、トレーニンググラウンドで行なわれる。<ref>山下 (1987) pp.208-211</ref>。これにより、事前にザナドゥを持っていないとシナリオIIはプレイできないという事になる
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▲キャラクターの作成はオリジナルの「ザナドゥ」のディスクを用いて、トレーニンググラウンドで行なわれる。<ref>山下 (1987) pp.208-211</ref>。これにより、事前にザナドゥを持っていないとシナリオIIはプレイできないという事になる。また、店によって品揃えや価格が異なり、転売でgoldを稼ぐ「行商」が可能になっている<ref>山下 (1987) pp.208-211,pp.237-238</ref>。
店によって品揃えや価格が異なり、転売でGoldを稼ぐ「行商」が可能になっている<ref>山下 (1987) pp.208-211,pp.237-238</ref>。これによってアイテム数の制限が緩和され、リソース管理に関しては難易度が若干低下している。但し、上に乗るとアイテムや装備品の数量に応じてダメージを受ける「逆さつらら」の登場により、管理要素は更に多元化している。
▲<!-- これは初代ザナドゥのキャラメイク時に、特定のキャラクター名で開始した場合にすべてのアイテムを255個持った状態でスタートできたり、ある特定のカリスマ値に設定した場合、隠し要素である「謎のアイテムショップ」を利用することで、大量のアイテムを持った状態でゲームをスタートすることが可能になっていたことの反省から生まれたものとされている(特定のカリスマ値でゲームを有利に展開出来るのはFM-7版のみ)。特にシナリオIIはスタート地点の両脇に逆さつららが配置されており、これは事実上の「アイテムショップ封じ」と目されている<ref>実際にはMantle, Silver-Rose, Winged Bootsのいずれかを使用することで回避可能である。</ref>。 -->
ザナドゥ・シナリオIIの音楽は[[阿部隆人]]、[[古代祐三]]らが担当<ref name = yama87205/>。[[古代祐三]]のデビュー作でもある。BGMの評価は高いものの、オリジナルFM音源は今に至るまでごく一部の曲を除きCD化されていない。
ザナドゥ30周年記念版「ザナド
; [[ファザナドゥ]]([[1987年]]11月16日、[[ファミリーコンピュータ]])
: ファミコン向けに[[ハドソン]]より発売された。ファルコムよりライセンスを受けていたが、ゲーム内容は全くの別物。
; [[風の伝説ザナドゥ|風の伝説ザナドゥシリーズ]]([[1994年]] - [[1995年]]、[[PCエンジン]])
:
; リバイバル ザナドゥ([[1995年]]、[[PC-9800シリーズ|PC-9801シリーズ]])
:
; リバイバル ザナドゥ2 リミックス([[1995年]])
: パッケージ中の『リバイバル ザナドゥ2』はリミックスの名の通り、『ザナドゥ・シナリオII』の正統リメイクではなく、マップを新規に書き起こしている他、モンスターも半数以上が入れ替えられるなど、『ザナドゥ』のゲームシステムを使った事実上の新作であり、シナリオIIのアナザー・ヴァージョン
; ファルコムクラシックス([[1997年]]11月6日、[[セガサターン]])
: 『[[ドラゴンスレイヤー (ゲーム)|ドラゴンスレイヤー]]』、『[[イースI|イース]]』と共に収録。サターン版の内容は『リバイバル ザナドゥ』の移植に近い。
192 ⟶ 202行目:
: ファルコムからの発売。PC8801mkIISR版をプロジェクトEGGの[[エミュレータ (コンピュータ)|エミュレーション]]システムを使用してWindowsで動作するように再現した作品。XPでも動作可能である。
; [[プロジェクトEGG]]([[2002年]]~、Windows)
: 『ザナドゥ』、『ザナドゥ・シナリオII<ref>EGG版には前作のディスクAが同梱されているため、前作を持っていなくてもプレイすることが可能。</ref>』、『リバイバル ザナドゥ』、『リバイバル ザナドゥ2』がオンライン・ダウンロード販売の形で発売されたが、[[2005年]]6月に「WindowsXP保障バージョンの一斉メンテナンスの為」として販売が停止された。その後[[2006年]][[12月29日]]にFM-7版『ザナドゥ』、[[2007年]]5月には『リバイバル ザナドゥ イージーバージョン』の配信が開始され、2007年8月には『リバイバル ザナドゥ2』の配信も再開された。[[2013年]]1月には
; [[ザナドゥ・ネクスト]]([[2005年]][[10月27日]]、Windows)
: シナリオ1リリース20周年を記念してリリースされた新作。3Dポリゴンによるクォータービュー表示などが導入され、システムは一新された。物語上はシナリオ1に続く続編のシナリオに相当する<ref>Falcom Cronicle p.357に「シナリオ2の出来事は正史として語られていないようだ」と記載されている。</ref>。
;携帯端末向け([[2006年]]、[[KDDI]]・[[BREW]]アプリ版)
: [[ボーステック]]運営のEZwebサイト「ザナドゥ・ハイドライド」(旧サイト名「[[ハイドライド]]」)において315円で配信された。BREWアプリ対応携帯全てではなく、下記の端末のみの対応となった。<ref>対象端末は[[W41K]],[[W32S]],[[W32SA]],[[W32H]],[[W31T]],[[W31SA]],[[W31S]],[[W31K]],[[W31CA]],[[W22SA]],[[W22H]],[[W21SA]],[[W21K]],[[PENCK]]と発表された。</ref>その後、[[2008年]]に「ザナドゥ・ハイドライド」は閉鎖となり配信は停止された。
200 ⟶ 210行目:
: [[2012年]][[6月15日]]に[[プロジェクトEGG]]の運営元である[[D4エンタープライズ]]が発売。ドラゴンスレイヤーシリーズ12作を収録した単体パッケージ商品。ザナドゥ・シリーズからは『ザナドゥ』、『ザナドゥ・シナリオII』、『風の伝説ザナドゥ』、『風の伝説ザナドゥII』が収録された。翌2013年2月に完売、販売終了した。その後2014年8月末に再発売された。
; ザナドゥ コンプリートコレクション([[2015年]]、Windows)
: ザナド
:*ザナドゥ(PC88版)、ザナドゥ シナリオII(PC88版)、リバイバル ザナドゥ(PC98版)、リバイバル ザナドゥ2(PC98版)、リバイバル ザナドゥイージーバージョン(PC98版)、風の伝説 ザナドゥI・II(PCエンジン版)
;[[東亰ザナドゥ]]
:2015年9月30日に発売された[[PlayStation Vita]]用[[アクションロールプレイングゲーム]]。「ザナド
== ザナドゥ ドラゴンスレイヤー伝説 ==
当時
本作は近未来SF世界の兵士が突如ファンタジー世界に飛ばされてきて、国を巡る邪悪な魔法使いとの戦いに巻き込まれる内容であり、ゲーム本編との関連性は希薄だが、「ドラゴンスレイヤー」という名の剣や、「ディグ・サンダー」などゲームに登場する魔法が登場する。本作の最後には「ドラゴンスレイヤー伝説は始まったばかり…」と表記され、打ち切りのような形で終結しており2巻以降は刊行されていない。本作はリバイバルザナドゥ発売時に再版され(ISBN 4049260026)、MSX(ROMカートリッジ)版ザナドゥのパッケージイラストには本作の表紙イラストが使用されている。
また、本作は[[1988年]]に[[OVA]]化されている[http://crusherfactory.net/~pmoon/mt/000816.html][http://www5d.biglobe.ne.jp/~t-suzuki/vol.12/gma_08.htm]。
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