「セイの法則」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
定義に出典。
既存の引用文献のページ番号などを確認し補足。
1行目:
'''セイの法則'''(セイのほうそく、{{lang-en-short|Say's law}}, {{lang-fr-short|Loi des débouchés}})は、「非貨幣市場の総供給と総需要が常に一致する」という原則である{{sfn|齊藤|2006|p=256}}。[[フランス]]の経済学者[[ジャン=バティスト・セイ]]によって発見され、「セイ法則」、「販路説」などとも呼ばれる{{sfn|齊藤|2006|p=256}}。「近代経済学の父」[[デヴィッド・リカード|リカード]]が採用したことから、[[カール・マルクス|マルクス]]、[[レオン・ワルラス|ワルラス]]、[[ジョン・ヒックス|ヒックス]]といった多くの経済学者によって継承されたが{{sfn|森嶋|1994|p=239}}、[[ジョン・メイナード・ケインズ|ケインズ]]『一般理論』([[1937年]])によって否定され、その問題点が広く認知されるようになった{{sfn|森嶋|1994|pp=226-233}}。
 
== 概要 ==
50行目:
== 引用文献 ==
* {{Cite|和書|last=齊藤|first=誠|author-link=齊藤誠|title=新しいマクロ経済学|date=2006|publisher=有斐閣|vol=新|isbn=4-641-16273-5}}
* {{Cite|和書|last=森嶋|first=通夫|author-link=森嶋通夫|title=思想としての近代経済学|date=1994|publisher=岩波書店|vol=新|isbn=978-400433213}}
* {{Cite|洋書|title=Traité d’économie politique|year=1841|edition=6e édition|author=Say}}