「ストリーム暗号」の版間の差分

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;非同期式 (asynchronous stream cipher) :'''自己同期式'''(Self-synchronising stream cipher)とも呼ばれ、同期がずれたときでも自動的に再同期できるメリットがある。1ビットの誤りが他のビットにも波及し、誤りが拡大するというデメリットもある。しかし、ビット誤りが発生してもレジスタ長だけ経過すると送信・受信側のレジスタ値が一致し、同期を自動的に回復させることができる。非同期式の例として暗号利用モードの CFB がある。
 
結合部は、典型的にはXORなどで平文と鍵ストリームを結合する。理論的にはXOR以外でも、暗文に原文あるいは鍵ストリーム痕跡が現れない、何らかの逆関数が存在するような可逆な関数であれば構わないが、基本的には、強度が変化したりはしないのであまり意味はない。<!--XOR以外に、加算や[[特別計算法|特別な表]]を用いた方式もある。--><!--ストリーム暗号の概念が確立される以前の暗号方式である特別計算法にリンクするのはいかがなものか?-->
 
鍵ストリーム生成部と結合部を別の装置にした場合、前者は安全に保管運用する必要があるが、後者は通信装置に組込み可能になる。暗号装置を通信装置と結合する際には注意が必要なので、メリットとなる。<!-- カスケードにより、安全性を向上できる。-->