「観応の擾乱」の版間の差分

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→‎南朝の續命: なんとなく権威があるっぽく見せかけようとかそういう意図はわからんではないのですがこんな単語これまで一度も見たことないので
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この乱により、師直と直義に分割されていた武家方の権力は、将軍尊氏と嫡子義詮のもとに一本化され、将軍の親裁権は強化された。また、直義の目指した鎌倉幕府の継承路線は形骸化され、師直が推進した将軍の命令とその実施を命じた執事の施行状・奉書の発給によって上意下達が行われていく室町幕府の指揮系統が確立されることになる。その後、将軍を継いだ義詮によって執事の廃止と更なる将軍の親裁権の強化が図られたが、その早世によって挫折する。そして、幼少の3代将軍[[足利義満|義満]]を補佐するために、執事が引付頭人の職権を吸収した新たな役職「[[管領]]」が成立することになる<ref>亀田、P216 - P217・P267 - P269</ref>。
 
=== 南朝の命 ===
室町将軍の権威強化の一方で師直によって吉野を落とされ滅亡寸前にまで追い込まれた南朝は、直義・尊氏が交互に降りたことで息を吹き返し、その結果南北朝の動乱が長引いた。