「スリッパ」の版間の差分

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=== 歴史 ===
開国により西洋人が多く日本に訪れるようになった[[明治時代|明治]]初頭、室内で靴を脱ぐ習慣の無い西洋人が土足で屋内へ入り込む問題が発生し、それを解決するために仕立て職人である徳野利三郎が[[1907年]]([[1876年]]という説もある)に発案した上履きが、現在のスリッパの原型であると言われている<ref>[http://www.hikaku.metro.tokyo.jp/images/pdf/126pdf/04.pdf スリッパ - 東京都立皮革技術センター]</ref>。当時は、靴の上から履くためのものだった。
 
『日本経済新聞』は更に古い起源説を紹介しており、徳野が[[外国人居留地|横浜居留地に住む外国人]]の依頼で初めて製作したのは1868年だという。徳野の孫からの聞き取りに基づき、[[日本はきもの博物館|松永はきもの資料館]]の学芸員が復元している。また1867年には、[[福沢諭吉]]が著書『西洋衣食住』で欧米の「上沓」「スリップルス」を紹介している<ref>{{Cite news|url=http://style.nikkei.com/article/DGXKZO10981760S6A221C1W02001?channel=DF130120166128|title=【たどって!なるほど】スリッパ、実は日本で生まれた/土足厳禁、外国人向けに|work=|publisher=[[日本経済新聞]]朝刊|date=2016年12月24日}}</ref>。
 
スリッパという呼び名は、[[江戸時代|江戸]]末期に[[フィリップ・フランツ・フォン・シーボルト|シーボルト]]が日本に伝えた「上沓(スリップルス)」から来ているという説がある。