「サーカス (ゲーム)」の版間の差分

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{{コンピュータゲーム
| Title = サーカス
| Genre = ブロックくずし
| Plat = [[アーケードゲーム|アーケード]]
| Dev = エキシディ([[:en:Exidy|Exidy]])
| Pub = エキシディ([[:en:Exidy|Exidy]])
| Play = 1〜2人(交代制)
| Date = 1977年
| Sale =
| Genre = ブロックくずし
| Play = 1〜2人(交代制)
| etc=
}}
 
『'''サーカス'''』 (''Circus'') は、[[エキシディ]] ([[:en:Exidy|Exidy]]) 社から[[1977年]]に発売された、「[[ブロックくずし]]」をアレンジした、[[アーケードゲーム]]用[[ビデオゲーム]]である。
 
パドルを操作して目標物を全部割ると言うブロックくずしの発想をアレンジしたゲームである。当時まだ珍しかったBGM(ミスした時やボーナス獲得時に流れる)がコミカルで、ブロックくずし[[スペースインベーダー]]の間では、ヒットしたゲームとなった。
 
数多くのゲーム会社から[[コピーゲーム]]が出ており「風船割りゲーム」と呼ぶことが多かった。
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; トラピーズ(エキシディ)
: [[ブランコ|空中ブランコ]]をつなぎながら星印を集めていく。タイトーにおけるゲーム名は「トランポリン」。
; ジプシージャグラー(Meadows (Meadows Games)Games)
: [[お手玉]]を扱ったゲーム。この両ゲームはタイトーからもライセンスされていた。
; [[リップオフ]](エキシディ)
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: [[アメリカンフットボール]]がモチーフ。パドル操作は単なるラケットだが、色違いの3列が並んでいるアメフト選手を一列消すと、BGMが鳴った後一列補充される点は「サーカス」の影響が見られる。
; [[プランプポップ]](タイトー)
: [[アルカノイド]]によりリメイクゲームが流行った際、サーカスのリメイクとして出たもの。ステージ毎の違い、アイテム、ボスキャラ、可愛いキャラ等、[[1980年代]]半ばから当たり前となった要素が組み込まれている。また、シーソーではなくトランポリンに変更されている。
; 小僧隊ガッチョ(アイレム)
: プランプポップと同発想のリメイクもの。全40面の背景には世界の名所が使われている。ロケテストも行ない[[ゲーメスト]]に広告まで打たれたものの、正式発売には至らなかった。
 
== 移植など ==
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== 備考 ==
* このゲームを発売したエキシディ社は、アーケードビデオゲーム黎明期に活躍していたラムテック(Ramtek)(Ramtek)社が解散した後、ラムテック社のメンバーが再び作った会社である。この「サーカス」が有名なゲームとなったが、他には自動車が人をひき殺す内容で、世界初の非難を受けたビデオゲームとなったデスレース、コクピット筐体の中で映画「[[スター・ウォーズ・シリーズ]]」にのそれとよく似た宇宙船と戦うスターファイア、碁盤目状のステージで敵を撃ち全滅させるターグ」「』『スペクターを発売していた。その後エキシディ社は[[1980年代]]初頭に終焉を遂げている。
* [[エースをねらえ!]]のアニメ映画版において、主人公の岡ひろみが、ゲームセンターや喫茶店でゲームに興じるシーンが何度も出て来るが、「サーカス」で風船が一列割れた時の音楽が、効果音として使われている。実物が出てくるわけではないが、貴重な1シーンである。
* ユニバーサルがマスコットキャラとして使っていたピエロは[[Mr. Do!]]が初登場と思われているが、それはビデオゲームからの話で、印刷媒体ではサーカス・サーカスのイメージキャラとしてピエロが登場している。
* [[イエロー・マジック・オーケストラ]]は、[[イエロー・マジック・オーケストラ_(アルバム)|ファーストアルバム]]で、このゲームのサウンドを使用した「COMPUTER GAME "Theme From The Circus"」という曲を収録している。ゲーム機の音響をそのまま録音したが、2曲目「FireCracker」に繋がるような展開が録音できなかったため、シンセサイザーで似せた音を作り、効果音として用いられている。
* [[コピーゲーム]]もふくめて、日本国内では流通基板数も比較的多かったため、現在でも[[レトロゲーム]]コーナーで目にする機会は存在する。
* 日本で広まったものしては、[[マイクロプロセッサ]]を使用した初のゲームである([[MOS 6502|6502]]を使用。[[Intel 8080|8080]]を使っている、よく知られている[[スペースインベーダー]]の前年に登場している。1976年の[[ブロックくずし#ブレイクアウト|ブレイクアウト]]はマイクロプロセッサではなく論理ICの集合で作られている)。なお海外には『ガンファイト』([[:en:Gun Fight]]、日本の『[[ウエスタンガン]]』のリメイク移植版)という8080を利用したボードに実装されたものがある。
 
== 参考文献 ==