「ウソスコア」の版間の差分
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==解説==
『[[ゲーメスト]]』や『[[月刊アルカディア|アルカディア]]』などで開催の[[アーケードゲーム]]におけるハイスコア集計は、証拠となるプレイ画面の写真や動画などを送る必要はなく、自己申告でスコアのみを記入する形式であることが多いため、完全に申請者の良心を信頼する形になる。
申請するにあたり、参加する店舗側の確認も取る必要があるが、店舗側もまた広い意味で申請者といえる。また、[[家庭用ゲーム]]のハイスコア集計の場合、プレイ時の動画を収録したビデオや、セーブデータの入った[[メモリーカード]]などの提出を義務付けるケースもある。これらは雑誌編集部などの集計母体によって方針が異なる。もっとも、近年の家庭用ゲームではスコアの概念そのものが存在しないゲームが大半であり、システム上にスコアの概念があっても形骸化していることがほとんどであるため、近年ではアーケードゲームに限った事象といえる。
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===基本的な一例===
ウソスコア発覚の端緒で最も基本的なものは、最少得点の桁
有名な事件としては、『[[ファミリーコンピュータMagazine]]』([[徳間書店インターメディア]])で創刊時から人気のあった「ハイスコアルーム」にて、[[スクリーンショット]]を合成した画面写真を送ってハイスコアを申告し、不正が見破られずに掲載された事件が存在する。投稿者のペンネームより「'''スーパータイガー事件'''」と呼ばれ、読者がハイスコア写真を検証して指摘した結果偽造が発覚し、スクリーンショットを[[X1 (コンピュータ)|X1]]で加工したものと判明した。
また、[[PlayStation (ゲーム機)|PS]]用ソフト『[[ザナック×ザナック]]』のインターネットランキングにおいて、特定のステージでプレイした場合、通常では達成不可能なスコア(999,999,999点で[[カウンターストップ|カンスト]])が掲載されたことを受け、販売元の[[コンパイル (企業)|コンパイル]](現在は倒産)はインターネットランキング上位入賞者に「ゲームプレイの動画」を提出するよう義務つけるようになったという事件もあった。後にこのハイスコアは[[プロアクションリプレイ]]による[[改造コード]]を使用して出したものだということが判明している。
先述のように、改造ツールを悪用したスコアコンテスト参加者は[[ファミリーコンピュータ ディスクシステム|ディスクシステム]]の時代から横行し、景品が貰えるコンテスト程その手の参加者が多く見られ、問題となるケースがあったとされる。
例えば[[スーパーファミコン|SFC]]で発売された『[[鮫亀]]』のハイスコアコンテストでは[[NINTENDO64]]が景品となっていたが、改造ツールを使ったユーザーによるハイスコアが多かったという。応募のために必要なパスワードで、ハドソン側がツール使用の有無を判別していたようで、該当するユーザーの景品獲得権利は剥奪されたといわれている。
似たケースとして、自社ソフト専用の改造ツールに準ずるソフトを発売していた[[コナミ]]の一部MSXソフトにも、自社のコンテストにおいてツール使用の判別ができる仕組みの数列表示を採用していた。他に、[[チュンソフト]]の『[[不思議のダンジョン]]シリーズ』にも早解きイベント応募用パスワードが存在した作品があるが、同様のツール判別を行っていたかは不明。
ごく最近{{いつ|date=2011年4月}}では『[[グラディウスV]]』のスコアコンテストでのツール使用者と思われるランキング入りの指摘があったが、コナミ側の「''ユーザーの判断に任せる''」旨の発言がユーザーの間で論議・問題となったことがある。こちらも上位ランキング入賞者には景品が贈呈されていた。
これらの問題があるためか、現在ではメーカー主催の家庭用ゲーム機の応募型スコアコンテストにあたるイベントは皆無に等しい。ただし、[[アーケードゲーム]]のネット通信によるスコア登録の様に不正
==脚注==
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