「重装機兵ヴァルケン」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
Focus35mm (会話 | 投稿記録)
28行目:
 
=== ストーリー ===
: [[月]]面の[[資源]]採掘権を巡って、世界は'''環太平洋合衆国'''と、'''欧州アジア連合'''による第三次世界大戦は、世界中2化石燃料を枯渇させるだけの結果となった。両陣営は外宇宙探査艦隊を結成するなど世界再生のため協調を見せたが、裏では相手を出し抜くための策略を張り巡らせ、平和はかりそめのものでしかなれて争ていた。そして[[2101年]]、第4次世界大戦合衆国の資源輸送艦勃発した。前大月面軌道上で連合軍艦の誤射開発よって撃沈された有人ロボット兵器るというアサルト・スーツ(重装機兵)グラハム号事件戦場の主役となり発生宇宙そこれを原因として地上で激しい第4次世界大繰り広げられていた。合衆国軍の突撃揚陸艦バーシスに所属するジェイク中尉は、重装機兵ヴァルケンに搭乗勃発、最前線に身を投じることになる
: 戦場の主役となったのは、前大戦末に開発された有人ロボット兵器「'''アサルト・スーツ(重装機兵)'''」だった。月面で発掘された動力鉱石をエネルギー源とするこの兵器は、戦車の装甲と火力、戦闘機の機動性を併せ持ち、またたくまに軍の主力となっていた。合衆国は総力を結集して新世代のアサルトスーツ・ASS-117'''ヴァルケン'''を開発、戦線へと投入する。だが、戦局は膨大な宇宙戦力を持つ連邦軍有利に進んでいた。
: そして戦火が地球圏全体へと拡大する中、合衆国軍強襲揚陸艦'''バーシス'''に所属する'''ジェイク・ブライン'''中尉は、重装機兵ヴァルケンのパイロットとして最前線に身を投じることになる。
: 戦場は[[スペースコロニー]]、宇宙空間、宇宙要塞攻略戦、大気圏突入、[[アルプス山脈]]を越えを経て、首都攻略作戦『''オペレーション・ソルジャーソウル''』へと進む。中盤の要塞攻略戦およびシャトル撃墜の成否によって、ストーリーの結末が異なる<ref>『重装機兵ヴァルケン 公式ガイドブック』p.6、p.50 - p.58</ref>。
 
=== キャラクター ===
戦場は[[スペースコロニー]]、宇宙空間、宇宙要塞攻略戦、大気圏突入、[[アルプス山脈]]を越えを経て、首都攻略作戦『''オペレーション・ソルジャーソウル''』へと進む。中盤の要塞攻略戦およびシャトル撃墜の成否によって、ストーリーの結末が異なる<ref>『重装機兵ヴァルケン 公式ガイドブック』p.6、p.50 - p.58</ref>。
==== 環太平洋合衆国 ====
; ジェイク・ブライン
: 本作の主人公。
: 階級は中尉。年齢25歳。第68アサルトスーツ小隊「デスワスプ」の隊長<ref>「デスビー」となっているエンブレムもある。『重装機兵ヴァルケン 公式ガイドブック』表紙、P.4</ref>。
: 22歳で徴兵されてASパイロット訓練学校を卒業した後、幾度かの作戦を経てバーシスへ配属された。
: パイロットとしての腕は超一流だが、若干甘いところもあり、戦う理由も愛国心や正義ではなく「生き残るため」といったものでしかなかった。
: しかしハーマンを失って以降はその態度を改め、「仲間を守る」「戦争を終わらせる」ために戦い続けることを決意する。
: そのためカーツが無理をした場合は激高することもあった<ref>『重装機兵ヴァルケンのすべて』収録コミック「約束」</ref>。
 
; ハーマン・シンガー
: 階級は中尉。年齢25歳。ジェイクの部下。
: ジェイクとはパイロット訓練学校時代の同期であり好敵手、そして親友であった。
: パイロットとしての腕前もジェイクと互角だが、皮肉屋で無鉄砲な性格が災いして判断力に欠けるため、ジェイクが隊長として選ばれた。作中でも突出した結果、被弾する事が多かった。
: アーク・ノバ攻略戦直後、大気圏を突破したバーシスとジェイクを守るために出撃してベルダーク隊と交戦。アルフによって撃墜され、戦死する。
 
; カーツ・モートン
: 階級は少尉。年齢21歳。ジェイクの部下。
: 物静かな性格で、真面目で几帳面。ジェイクやハーマンには劣るもののパイロットとしても優秀で、両者のサポート役として奮闘する。
: 撃墜マークはつけない主義で、自分と共に出撃したハーマンが戦死したことで思う所があったのか、敵巨大兵器に対して無謀な戦いを挑むこともあった<ref>『重装機兵ヴァルケンのすべて』収録コミック「約束」</ref>。
 
; クレア・コーラル
: 本作のヒロイン。
: 階級は曹長。年齢22歳。バーシスのオペレーター。
: 艦内状況の管理からAS隊への指令伝達まで幅広く、多忙な業務を一人でこなす。仕事ぶりに反して性格はおっとりしている。
: 戦いの中でジェイクを支え、やがて彼の戦う理由の一つとなっていく。
: 最終決戦では擱座し航行不能になったバーシスに残り、出撃したジェイクの帰りを待ち続ける。その後の運命はルートによって大きく別れる。
 
; チャック・ジョンストン
: 階級は大佐。年齢43歳。強襲揚陸艦バーシスの艦長。
: 実戦部隊から叩き上げられてきた歴戦の兵士で、粗野で無骨な外見に似合わぬ温情家。そして優秀な艦長である。
: 過去に多くの部下を亡くしてきたためか人命を尊重しており、そのため兵士たちからの信頼は厚く、まるで父親のように慕われている。
: 前作『[[重装機兵レイノス]]』では艦長が交代している。
 
; 隊長
; ゾウザリー
: 第17AS空挺大隊に所属するパイロットたち。
: ジェイクたちと共同で装甲列車を襲撃し、月面防衛プランの命令文書を奪取する作戦に挑む<ref>『重装機兵ヴァルケンのすべて』収録コミック「約束」</ref>。
: 前作『[[重装機兵レイノス]]』の登場人物である。
 
==== 欧州アジア連邦 ====
; アルフ・ベルダーク
: 本作のライバル。
: 階級は少佐。年齢27歳。連邦宇宙軍海兵隊を率いる天才的エースパイロット。
: 自分に厳しく部下には優しい人格者だが、戦士としての自分に高い誇りを抱いている。
: アーク・ノバ攻略作戦に参加したバーシスを追撃、ハーマンを撃墜するなどの活躍を見せるが、ジェイクによって撃退された事でプライドを傷つけられる。
: その後は首都で最新鋭機ゾアフレムのテストパイロットを行っており、国会議事堂でジェイクと対決。完敗した事で暴走し、最終兵器ビルドヴォーグを起動させてしまう。
 
; リック・ブリザース
: 階級は少尉。年齢21歳。アルフの部下。
: まだ実戦経験の乏しい新兵で、戦場に恐怖を抱いている。その反動か、アルフに対しては過剰ともいえる尊敬の念を抱いている。
: バーシス追撃中に機体の不調が発生、大気圏へと突入してしまうが、ジェイクとジョンストンらの判断で命を取り留め、アルフによって救助される。
: その後は首都でテストパイロットを行っており、アルフがビルドヴォーグを起動するまでの時間稼ぎとして、実験機ヴォルカーノを操ってジェイクの行く手を阻む。
 
; テゲトフ・カガノヴィッチ
: 階級は軍曹。年齢68歳。アルフの部下であり、後にスノークス隊の隊長を勤める。
: アルフの部下としてバーシスを追撃。大気圏突入後はアルフ、リックが首都へ異動となった事で別れ、アルプス山脈の対空陣地防衛任務につく。
: アルプス突破作戦を行うバーシスを迎撃すべくスノークス隊を率いて出撃。ジェイクと交戦し、戦死した。
 
; ゲルツ将軍
: 年齢48歳。軌道要塞『アーク・ノバ』司令官。
: 無骨な軍人を絵に描いたような人物だが、任務遂行のためなら部下の命すら平気で犠牲する冷血漢。部下からの評判は悪い。
: 半ば独断でアーク・ノバ地球墜落作戦を実行し、その時間を稼ぐため大型機動兵器グランビアを駆って出撃する。
 
; シェルマーク大統領
: 年齢68歳。欧州アジア連邦の最高権力者。
: 陸海空、宇宙軍の最高責任者でもあり、環太平洋合衆国側からは悪の枢軸、独裁者として見られているが、歴史に翻弄された悲劇の政治家でもある。
: 「ソルジャー・ソウル」作戦によって首都ブリュッセルが陥落した際、第四次世界大戦を勃発させてしまった自らの責任を果たすべく自決した。
 
=== 登場兵器 ===
==== 環太平洋合衆国 ====
; ヴァルケン
; 強襲揚陸艦バーシス
 
==== 欧州アジア連邦 ====
===== AS =====
; マシヌティ
; ヴェクサル
; オラクルα
; オラクルβ
; シュメルツ
; ウンタート
; ツヴァイ・バイニヒ
; デッケン
; レベンディック
; ゾアフレム
; ヴォルカーノ
; ビルドヴォーグ
 
===== その他 =====
; ガロイシュ
; アーク・ノバ
; ローリングマシン
; グランビア
; エスポワール
; 工作機械
; シャンピニョン
; ピュープル
; アレーネ
; フラミッシュ
; ベルリノ
; ゼネゲル
; シュネーブルッヒ
; スノークス
; ハイッシャー
; アジール
; ムスティーク
; カーセル
; フロテール
; 253号戦車
 
=== システム ===