「臭化ナトリウム」の版間の差分

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== 化学反応 ==
臭化ナトリウムの水溶液に、[[酸化還元電位]]が高く、より酸化作用の強い気体[[塩素]]を吹き込むと[[臭素]]が生成する。
: <ce>2NaBr\ + Cl<subCl2 ->2</sub> → 2NaCl\ + Br<sub>2Br2</subce>
臭化ナトリウムと[[酸|強酸]]を混ぜると、揮発性の[[臭化水素]]が生成する。この反応はより酸性度の高い濃[[硫酸]]を用いるとより進行しやすいが、生成した臭化水素の酸化を避けるため、[[リン酸]]が用いられる。
: <ce>NaBr\ + H<subH3PO4 ->3</sub>PO<sub>4</sub> → HBr\ + NaH<sub>2</sub>PO<sub>4NaH2PO4</subce>
 
有機塩素化合物を有機臭素化合物誘導体に[[転化]]する[[求核剤]]として、[[有機合成化学|有機合成]]で広く使われる。
: <ce>NaBr\ + RCl -> RBr\ + NaCl</ce>
 
== 参考文献 ==