「第23歩兵師団 (アメリカ軍)」の版間の差分

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南太平洋に部隊が集結後、部隊規模が師団クラスであったことから、部隊の士気向上の目的も含めて師団名が付けられることとなった。その際、師団長アレクサンダー・パッチ将軍は、部下の進言を受け、アメリカ(America)とニューカレドニア(New Caledonia)を合わせた造語として、アメリカル師団(Americal)と命名した。
 
アメリカル師団は、[[第1海兵師団 (アメリカ軍)|第1海兵師団]]の救援のために、[[ガダルカナル島]]へ派遣されたアメリカ陸軍の最初の部隊の一つとなり、そこで日本軍と戦闘を行った([[ガダルカナル島の戦い]])。部隊の輸送に制約があったために、島への部隊輸送は小刻みに行われた。そのためもあって、海兵隊との共同戦闘を行い、効率的に日本軍に対する戦闘方法を取得することができた。特に第164歩兵連隊は、第1海兵師団の指揮を受け、1942年10月23日から25日かけての戦闘で大きな功績をあげた。これは、日本陸軍・[[川口支隊]]による[[ヘンダーソン飛行場]]奪取を目的とした攻勢に対応するものである。
 
その後、ソロモン諸島北部に投入され、[[ブーゲンヴィル島]]において1944年3月8日から開始された日本軍の反撃を[[第37歩兵師団 (アメリカ軍)|第37歩兵師団]]とともに撃退している。1945年3月以降は、[[セブ島]]や[[ミンダナオ島]]に派遣され、掃討作戦を行っている。