「コンピュータウイルス」の版間の差分
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Elk Clonerをはじめ、[[1980年代]]初期のウイルスは単に自らのコピーを複製し、フロッピーディスクなどを媒介としてコンピュータ間に感染するだけで、時にメッセージを表示して利用者を驚かせる程度の無害なものが多かった(FATを吹っ飛ばすなど凶悪なものも、無かったわけでもない)。1980年代後半以降、凶悪なものが広くはびこるようになり、現実的な被害をもたらす原因になりはじめる。
1988年に[[Morris
一方、ウイルスを除去する「[[ワクチン]]」の開発もウイルスの進化と平行して進められ、1988年には最初期のアンチウイルスソフトウェアの1つ[[Dr. Solomon's Anti-Virus Toolkit]]がリリースされている。今日では、単なる[[愉快犯]]的ウイルスから、クレジットカード番号などの個人情報を引き出して悪用するものまで、数万種のウイルスが存在していると言われる。2004年の予測では、アンチウイルスソフトウェアを含めた[[コンピュータセキュリティ]]の市場規模は2008年には全世界で数十億ドルに達するものと予測された<ref>http://www.symantec.com/region/jp/news/year04/040922.html</ref>。
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