「写真時代」の版間の差分

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== 概要 ==
編集長は[[末井昭]]。写真ページの中心は[[荒木経惟]]。[[森山大道]]、[[倉田精二]]、北島敬三らの著名[[写真家]]も作品を発表した。森山は1980年代のうち8年間は、この雑誌の連載以外ほとんど仕事をしなかったと述べている<ref>『森山大道、写真を語る』青弓社、2009年、86および136-137ページ</ref>。森山は粒子の荒い白黒写真で、倉田は歌舞伎町、ヤクザの生々しい息遣いを記録して、それぞれ存在感を示した<ref name="shashin">『昭和55年 写真生活』(2017年、ダイアプレス)p110-111</ref>。
 
その他執筆陣に[[糸井重里]]、[[上野昂志]]、[[南伸坊]]、[[岡崎京子]]、[[姫野カオルコ]]らを配していた。同誌に連載されていた[[赤瀬川原平]]の「超芸術[[トマソン]]」には、読者から数多くの「何の役にも立たないのに堂々と存在する物」に関する投稿写真が集まり、ブームとなった<ref name="shashin"/>
 
== 廃刊 ==
荒木らの過激な表現により何度か[[警視庁]]からの注意があり、1988年4月号にて廃刊となった。最終的な理由は警視庁からの回収命令を受けたことによるものであり、被写体の女性のパンティの食い込みが激しすぎて女性器が見えそうだったというのが真相である<ref name="shashin"/>
 
== 脚注 ==