「ボイジャー1号」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
→‎ヘリオシース: 更新・修正
タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集
138行目:
== 土星 ==
[[File:Crescent Saturn as seen from Voyager 1.jpg|thumb|right|220px|ボイジャー1号が撮影した土星。土星最接近の4日後に530万kmの距離から撮影された。]]
ボイジャー1号の木星での重力アシストは成功し、探査機は[[土星]]へ向かった。ボイジャー1号の土星フライバイは[[1980年]]11月に行われ、[[11月12日]]には土星表面から124,000km以内にまで接近した。探査機は[[土星の環]]の複雑な構造を明らかにし、土星と[[タイタン (衛星)|タイタン]]の大気の調査を行った。以前の発見でタイタンには濃い[[大気]]が存在することが分かっており、探査の意義が増していた一方で、当初は火星弱の大きさと考えられていた冥王星がボイジャー打ち上げ後の[[1978年]]に衛星[[カロン (衛星)|カロン]]が発見されたことよって見かけよりもかなり小規模な天体であることが判明していたという背景もあった。結果的に[[ジェット推進研究所]]のボイジャー制御チームは長期運用のリスクを背負ってまで冥王星に向かうような延長ミッションは行わず、ボイジャー1号のグランドツアーを終えてタイタンに接近させることにした。タイタンへの接近軌道に乗ることでボイジャー1号はさらに重力アシストを受け、[[黄道]]面から外れる軌道に乗った。これによりボイジャー1号の惑星科学ミッションは終了した。{{-}}
 
== 星間ミッション ==