「ベリリウム」の版間の差分

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ベリリウムの主な同位体である {{sup|9}}Be は (n, 2n) 中性子反応によって1つの中性子を消費して2つの中性子を放出し、2つのアルファ粒子に分裂する。したがって、ベリリウムの中性子反応は消費する中性子よりも多くの中性子を放出して系内の中性子を増加させる。
:<mathce>\rm ^{9}_{4}Be\ + \mathit{n} \rightarrow-> 2(^{4}_{2}He)\ + 2n2\mathit{n}</mathce><ref name ="BeMelurgy" />
 
金属としてのベリリウムは大部分のX線および[[ガンマ線]]を透過するため、X線管などのX線装置におけるX線の出力窓として有用である。ベリリウムはまた、ベリリウムの原子核と高速の[[アルファ粒子]]との衝突によって中性子線を放出するため、実験における比較的少数の[[中性子線]]を得るための良好な中性子線源である<ref name=Be/>。
:<mathce>\rm ^{9}_{4}Be\ + ^{4}_{2}He \rightarrow-> ^{12}_{6}C\ + \mathit{n}</mathce><ref name ="BeMelurgy">{{citation
|url = http://books.google.com/?id=FCnUN45cL1cC&pg=PA239
|page = 239